政情不安で中止になったF1バーレーンGP、その開催時期は?
F1運営組織の最高責任者バーニー・エクレストン氏は、中止になったバーレーンGPを8月に日程変更するという前言を撤回し、シーズン後半の11月開催することを目指していると発表しました。「8月は忘れてほしい。摂氏40度は観客がグランドスタンドに座るには暑すぎる」とコメント。
相次ぐ不祥事が相撲人気に影を落としています
野球賭博で元力士ら36人が書類送検、長期化する八百長問題の最中の昨日、大相撲の新弟子検査の応募が締め切られました。若貴ブームの絶頂期は最高で160人が受検したものの、少子化の影響などで減り続けて、今回は過去最少の36人です。角界で「就職場所」という異名を持つ春場所が開催中止となり、次世代を背負う若者へのアピールも急務といえます。
男子テニス選手のランキング・ナンバー・ワンは?
イリノイ州のノースウェスタン大学のラディッキ研究員は、1968年から2010年の間での男子テニス選手のランキングを発表しました。グーグル検索のような科学的解析で、単純に勝利数や対戦成績だけではなく総合的に割り出した結果、3位がジョン・マッケンロー、2位がイワン・レンドル、そして1位がジミー・コナーズという結果になりました。その根拠としては活躍期間が長かったから、ということだそうですが、論文のサイトを見るとかなり難解な数式が並んでいます。
日曜日は第66回びわ湖毎日マラソンです
日本では戦前から駅伝は盛んでしたが、マラソンの歴史はこの大会からはじまり、66回めとなりました。今年は国内・海外の招待選手11人を含む224人が参加して行われる予定です。注目は昨年12月の福岡国際マラソンで期待されながらも5位に終わり、今回は招待選手ではなく一般参加とした今井正人選手。順天堂大学時代、箱根駅伝でいわゆる「山の神」と言われたランナーですが、チームで決められた区間を走る駅伝と、自分だけが頼りの孤独な戦いとなるマラソンはまた別物です。短期間で2度のフルマラソンへ挑戦をするための調整は難しく、今井選手自身も迷った時期もあるとか。
しかし福岡国際を走った川内優輝選手が先週の東京マラソンで陸連登録の強化指定選手を上回る、日本人トップの3位に入ったことは大きな後押しになったようです。マラソン選手として活躍できるかの「追試」と自らが位置づける今回のレースはどんな結果になるでしょう。
またニュージーランドのクライストチャーチ出身のジェーソン・ウルハウス選手にも注目が集まります。地震発生時、両親と4人の弟が現地で被災。家族全員は無事だったものの、「多くの人が犠牲になり、思い出深い大聖堂もこわれた。被災者を勇気付けるためにも、いい記録を持ち帰りたい」とコメントしました。