大学入試試験の発表も一通り終わり「親元を離れて新生活へ突入」というシーズンです。
寮生活や賄い付きの下宿などが見直されるようになってきたという話題もある東京の新生活事情。 あの国ではどうでしょう?
今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。
ロシア モスクワ。高橋克郎さん
「1LDKで8万円〜10万円」です。
韓国 ソウル。 南美華さん
「小さなワンルームで7万円〜10万円」です。
ロシア モスクワ。高橋克郎さん
学生の場合は、殆どの大学が学生寮を持っている為、寮生活となり、その場合は月1〜2万円程度と、かなり安くなります。
地方からモスクワに出てくる場合は、一人暮らしの老人宅に下宿することも多く、年金生活者にとっても大きな副収入になります。
それなりの収入が無い場合は、友人や兄弟で2人で住んだりしてコストセーブする人たちもよく見られます。
1LDKに4人で住むという極端な例もあります。
それより広めの賃貸物件は、主に一時的な居住者や、外国人居住者が賃借するケースが殆どで、多くのロシア人はマンションを購入。
それも東京並みで決して安くはありません。
韓国 ソウル。 南美華さん
地方から出て来たりする大学生は、下宿に滞在し、共同で洗面所など使用。 おばさんがお食事を作ってくれる、いわゆる賄い付き。
2.5万円から5万円くらい以下で、場所により値段はそれぞれです。
そして、特に女子大学生の一人暮らしには、偏見がある様です。
遠い大学に通う場合、実家からの2、3時間の通学をする事も多々あります。
江南のような繁華街側にはワンルームや、スタジオ型のオフィステルと呼ばれる、オフィスにも住居にも使える物件が多いです。
小さなワンルーム=オフィステルという感覚でしょうか。