もともと日本は隣近所のお付き合いが盛んでした。
「あまり干渉しない」と言われる都市生活でも、今回の地震で新たにその大切さが見直されているのではないでしょうか。
さて、あの国の近所付き合いはどうなのでしょうか?
今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。
アメリカ、NY。中村英雄さん
「マンハッタン、ブルックリン、クイーンズでそれぞれ違います」
インド、ムンバイ。ハリー・チェンさん
「かなり濃厚な付き合いがあります」
アメリカ、NY。中村英雄さん
物理的には高層アパート街なので、30階建ての巨大アパートだったら、ほとんど交流はありません。
僕が昔住んでいたブルックリンは、出身国の違う人々が混ざり合うように暮らしていました。
ご近所付き合いは、あまり干渉せず、適度にお互いを見張っているってな感じです。
しかし、ひとたび騒音、学校、小公園の造園など問題が生じれば、けんけんがくがくの大騒ぎになります。
子供が小さい頃は、情報収集の意味もあってよく公園に行ってはママやパパと話をしていました。いわゆるママ友、パパ友っていうのは子供が未就学のときはよくできました。
しかし、子供も成長し、人格が出来上がり趣味や人生の目的が変わると、近所付き合いも薄くなるような気がします。
また、「住んでいるブロックごとにパーティやガレージセールをやったり」という事はあるようです。
民族同士でのコミュニティ意識が強く、スペイン語や中国語、東欧語を話す人々がそれぞれ寄り添ってご近所関係を築いています。
マルチ・ナショナルではあるけれど、真のインターナショナルにはなり切っていない。
よって「クィーンズはNYではない」と言い切る人もなかにはいます。
インド、ムンバイ。ハリー・チェンさん
ご近所同士非常に仲が良いのが基本。
おとなりさんに、家の鍵を預ける事はよくあり、車の貸し借りもしょっちゅう。
インドでは「お隣さんとお茶を飲まないと、なにも始まらない」と言うぐらい、お茶とお話しを重用視しているようです。
引っ越しの時はもちろん挨拶をします。