2011/4/1

• 菅総理大臣、29日の参議院予算委員会で、「今回のことを教訓に、太陽、バイオなどクリーンエネルギーを世界の先頭に立って開発し、新たな日本の大きな柱にしていく」と答弁。また、志井共産党委員長との会談のなかでも、原子力発電所の新増設について、「見直しを含めて検討したい」と語った、ということです。
• スペインでは、風力が最大の電力源となりました。スペインの送電網管理会社REEの発表によると、スペイン国内で風力発電の電力が占める割合は、1年間で5パーセントの伸びを見せ21パーセントに。ポルトガル程度の大きさの国の総電力をまかなえるほどの量になったということ。スペインは2009年から風力発電に力を入れており、2010年には電力を輸出するまでになっています。

• ニューヨークでは、グリーンオークションが行われ、140万ドル（116億円）が集まりました。
  Green Auction: Bid to Save the Earth（グリーン･オークション：地球を救う入札）と名づけられたこのオークション、主催者であるクリスティーズのCEOエドワード･ドルマンいわく、「売り上げは、地球保護のための調査や活動を展開し、長期的な解決策を探っている団体や研究機関の支援に使われる」とのこと。
  このオークション、去年、アースデイ40周年を記念して行われたのが最初。

  今年、出品されたのは、クリントン元大統領と行くアカデミー賞パーティーや、世界のセレブたちがカスタマイズしたフェンディのバッグ、ジャスティン･ビーバーに会う東京への旅（！）、ジョン･マッケンローのテニスレッスンなどなど。

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