2011/4/8

グーグルがドイツの太陽光発電所に、350万ユーロ(4億2000万円)の投資を行うと発表しました。

これは、グーグル社にとっては、ヨーロッパで初となる、大規模なクリーンエネルギー投資なんですね。ブランデンブルクにあるこの発電所は、太陽光発電所としてはドイツ国内最大のもので、およそ5000の家庭に電気を届けることが可能とのこと。グーグル社が、今回の投資を決めたのは、日本の原発における惨事を受けて、メルケル首相がエネルギー政策を見直すと発表したためで、首相は、できるだけ早いクリーンエネルギーへの移行を目指すとしています。

太陽光が、ケニヤのスラム街に光を与えています。

アフリカ大陸で初めて開催された、去年のFIFAワールドカップの後、FIFAは、アフリカにある20の団体を「Football for Hope Center」に指定、サッカーを通じて、若者たちに希望を与えようという活動を展開しています。その1つが、ケニアの「マザレ青少年スポーツ協会」。この団体には、中国から太陽光発電の照明が寄付され、子供たちが夜でもサッカーを楽しめるようになりました。昼間は暑さが厳しいケニア、夜のほうがプレイには適していて、子供たちも満足しているそう。さらに、暗くて危険だったスラムの街が明るくなり、治安も向上しているとのこと。 協会のコーディネーター ロバート・チェゲさんいわく「練習を通して、子供たちは集中力や向上心を身につける。これは今後の人生でも、大いに役に立つこと」と話しています。

「つながり ぬくもりプロジェクト」

NPO法人環境エネルギー政策研究所をはじめとするNPO8団体が共同で「つながり ぬくもりプロジェクト」を始めました。これは、、、東日本大震災で被災された方々の避難所へ、自然エネルギーを活用した「電気」、「お湯」、「お風呂」を届けよう、というもの。太陽光発電によって、照明をはじめとする家電製品を動かせます。太陽光温水器があれば、お湯を出すことができます。晴れていれば、40度のお湯を出せるそうですよ。 このプロジェクト、賛同される方からの寄付を募られています。 » つながり ぬくもりプロジェクト

お日さまの力、どんどん活用してきましょう。
例えば、太陽光を使った充電機、携帯電話、スマートフォンに接続できるものも発売されていますよ。