2011/4/8


マスターズ速報! 藤田寛之が2アンダー、石川遼は1アンダー


米ゴルフ男子メジャー初戦「マスターズ」がジョージア州、オーガスタ・ナショナルGCで開幕しました。藤田寛之は前半を3バーディ・ノーボギーと完璧、11番こそダブルボギーを叩くも13番でイーグルを奪い2アンダーの14位タイ。3度目の挑戦の石川遼は1アンダーで24位タイ。日本初のアマチュア出場、東北福祉大学2年の松山英樹はイーブンパーで32位タイ、池田勇太は2オーバー。首位は7アンダーのローリー・マキロイとアルバロ・キロスです。

楽天がようやく地元に帰り、さっそく避難所訪問

楽天イーグルスはきのう、東日本大震災発生後初めて本拠地に戻りました。3月3日にオープン戦のため地元を離れたまま、仙台へのアクセスが困難なため全国を転々としていました。昨日は空路山形空港から仙台入りし、星野仙一監督はKスタ宮城に到着したその足で若林区の中学校を訪問。「遅くなってすいません!」と頭を下げ、「秋には必ずやみなさんに喜んでもらえるいい報告をしたい」とあいさつし、被災者を激励しました。今日もグループに分かれて被害の大きかった県内の各避難所を訪問し、夜に千葉へ移動し、12日火曜日の開幕に備えます。

ボクシングWBCトリプルマッチ選手6人が計量パス

今日神戸のワールド記念ホールでWBC(世界ボクシング評議会)トリプルタイトルマッチが行われます。フェザー級王者長谷川穂積と対戦相手のフェザー級1位のジョニー・ゴンサレス。そしてスーパーバンタム級王者西岡利晃と対戦相手のマウリシオ・ムニョス。スーパーフェザー級王者の粟生隆寛は順調にパスしましたが、対戦相手のウンベルト・グティエレスは1回目ではクリアできず、2時間の猶予の後、ウォーキングで汗を流し、500gを落としてリミットちょうどの58.9kgでパスしました。

スキー女子ジャンプ冬季オリンピック正式種目決定!

IOC(国際オリンピック委員会)は6日にロンドンで理事会を開き、2014年ソチ冬季五輪から採用する新種目として女子のスキージャンプなど6種目を正式に発表しました。

ジャンプ女子の他の新種目ではスキーのハーフパイプ男女、フィギュアスケート団体、リュージュ団体、バイアスロン混合リレーです。これによって、参加選手150人の増加が見込まれています。

IOCのジャック・ロゲ会長は、新種目について、「どれも面白い種目。既存の種目を完璧に補完するものであり、五輪に参加する女子選手の人数も増える」が選手と観客の両方から歓迎されるだろうと語りました。

ノルディックスキー世界選手権ではすでに採用され、国際スキー連盟主催のW杯でもこの冬のシーズンでも開催された女子スキージャンプ。前回のバンクーバー冬季五輪では不採用となった当時、その理由についてロゲ会長は、性差別ではなく技術的な面から決定を下したと語りました。それが論議を呼び、五輪での採用のため選手を中心にここ数年活発なロビー活動を行われていました。

国内大会では初めて女子として宮の森ジャンプ競技場でノーマルヒルに挑んだ女子ジャンプの先駆者の山田いずみさんは読売新聞の取材に対して「女子には危ない」という誤解もあった20年前を振り返り「五輪種目になるとは感慨深い」とコメント。また国内で60人という競技人口になった現在の日本選手について「レベルが高く間違いなくメダルが取れる」と語ります。

また今年2月の世界選手権で6位入賞を果たした14歳の高梨沙羅選手は、「新しい大きな目標ができました。3年後の五輪代表を実現したい」と早くも日本代表としての期待を寄せています。