2011/5/13

世界卓球混合ダブルスで34年ぶり銅メダル

福原愛選手と岸川聖也選手で偉業達成ですが、もうひとつの注目は女子シングルスのロンドンオリンピック日本代表です。男女のシングルスの出場権は、この試合の終了直後の世界ランキングで1つの国と地域に、最大2枠で決まります。4回戦進出の現在ランキング10位石川佳純選手は、直前に行われたジュニア大会の優勝のポイントも加算され出場権を獲得。この結果残る1枠は、現在ランキング7位福原選手とランキング11位の平野紗矢香選手のどちらになるのか。ランキング発表は月曜日です。

体操の世界選手権、是非とも東京開催に

日本体操協会はきのう東日本大震災の影響で、予定されていた東京での開催の是非が検討されている10月の世界選手権について、国際体操連盟の評議員会で、各国関係者に予定通りの開催をアピールすると決めました。海外主要都市の放射線量の比較などで安全性を説明するなど「打つべき手は打ちたい」と二木会長はコメント。結論は今月末に出ます。

吉田秀彦さんが柔道界復帰 実業団3部の監督に就任

バルセロナ・オリンピックの柔道男子金メダリストで総合格闘家になり、去年にそれを引退した吉田秀彦さんがおよそ9年ぶりに柔道界に戻る事を発表しました。従来プロレスや総合格闘技などに転身した柔道選手に対し、プロ活動を終えた後に3年経過しないと再登録できないとしていました。しかし去年、指導者としての復帰に限り1年でOKと緩和したので、きのう全日本柔道連盟に指導者登録をしました。「柔道界が盛り上がるように頑張っていきたい。ゆくゆくは五輪の金メダリストを育てたい」と抱負を述べ、月末の全日本実業団体対抗大会が監督デビューになりそうです。

タイガー・ウッズが同じ難コースで2年連続ギブアップ!

アメリカゴルフの男子ツアー第21戦「ザ・プレーヤーズ」が現地時間の昨日から、フロリダ州のTPC ソーグラス・スタジアム・コースで開催。タイガー・ウッズは前半9ホールで42と崩れ、途中棄権しました。今回は膝とアキレス腱負傷で先月のマスターズ以来戦線離脱した復帰戦でしたが最初のティーショットを打った際、再び負傷箇所を痛めたということです。

賞金総額では、4大メジャーに次ぐこの大会は、ファンが観戦しやすい「スタジアムのようなコース」をコンセプトにゴルフ・コースの設計家である奇才ピート・ダイが手がけて1980年にオープン。アベレージ・ゴルファーなら、一度は写真などを見たことがある、池の真ん中にぽっかりとグリーンが浮かぶ、通称「浮島グリーン」の17番ショート・ホールでおなじみのコースです。

137ヤードという距離はどこのゴルフ場にでもあるパー3、ピタリとグリーンに止めなければならず、風などで条件がよくないと豹変します。1年間で池に入るボールの数が、なんと120,000個(1日平均328個)。プロのワースト記録が12。アマチュアの競技会でのワースト記録が66というのがその難しさを物語るホールです。ウッズはここにたどり着けませんでした。

日本人で今回参戦したのは今田竜二選手。1オーバーの82位タイでホールアウトです。首位はアメリカの20歳の若手のホープ、ニック・ワトニーの8アンダーです。