南太平洋にある、フランス領ポリネシアのタヒチ。
ボラボラ島のビーチサイドで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。地元の朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
日本から9,000km以上離れた118の島々からなるタヒチ。
カリフォルニアとオーストラリアのちょうど真ん中に位置します。
日本からは首都のパペーテまで、直行便でおよそ11時間。 そこからさらに飛行機で50分、「太平洋の真珠」といわれるボラボラ島に到着します。
バゲットに具材をはさんだ「カスクート」。このフランス風のサンドイッチに、タヒチの定番「プヌプアトロ」を具材に選びます。
「プヌプアトロ」は、コンビーフをたまねぎやトマトで煮込んだシチューのようなもの。
ごはんにもパンにもあう、タヒチの日常食のおかずです。
少しトーストした、カリッと歯ごたえのあるバゲットにトマトベースのソースが良く馴染んで、味わいが増します。 しぼりたてのフルーツ・ジュースと一緒にどうぞ。
ホテルやレストランでは、旅行者向けにアレンジされたものがメニューに並びますが、伝統的なタヒチ料理は地元の家庭料理でレストランはありません。
そのため、そうした家庭にタヒチ料理を食べに行くというツアーもあるようです。