ロンドンオリンピック近代五種女子に2人の日本人選手が出場
きのう中国の成都で行われた近代五種のアジア選手権は、山中詩乃が5位、黒須成美が6位となり、2000年のシドニー五輪から正式種目となった女子で日本人初の五輪出場を決めました。高校卒業後に陸上から転向、競技歴が1年半という20歳の山中選手は「マイナーな競技だけどこれを機にたくさんの人に知ってもらいたい」。期待されながら北京出場を逃した黒須選手は、「日本から2人出られてうれしい」とコメントです。近代五種は1人で射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングの5競技をこなし、オリンピックの男子では第5回ストックホルム五輪以来100年の実績があります。
2018年冬季五輪の開催地候補はアルプス対アジア!?
スイスのローザンヌで行われているIOCのテクニカルブリーフィングできのう招致プレゼンテーションに続いて個別説明会が行われました。韓国の平昌、ドイツのミュンヘン、フランスのアヌシーの3都市がIOC委員が宿泊するホテル内にそれぞれブースを設置。平昌はキム・ヨナがアピールし、ミュンヘンは3D映像で計画を紹介。決定は7月6日です。
5月19日はボクシングの日
白井義男さんが日本人初の世界チャンピオンになったことにちなむ「ボクシングの日」のきのう、後楽園ホールで、ファイティング原田さん、具志堅用高さんなど新旧の世界王者が東日本大震災の慈善イベントを行いました。会場での募金活動、サイン入りの色紙やグローブなどのオークションを開催。また現役や女子を含め40人を超えるチャンピオンがリングに集合し、盛り上がりました。
次回のWBC、日韓でおなじ対戦を減らすよう要望
2013年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシックの運営委員会が、ニューヨークの米大リーグ機構事務局で開かれ、開催概要などを協議しました。
2連覇中の日本と前回準優勝の韓国が、大会システムの変更を提案。
2009年の前回大会では、日本と韓国は第一ラウンドと第二ラウンドで2試合ずつ、さらに決勝と、合計5度も対戦しました。同じ組み合わせばかりだと大会直後から対戦の組み方に関しての疑問が巻き起こりました。
4組計16チームで行われる第1ラウンドを突破した、同じ組の2チームが第2ラウンドでふたたび同じ組に入らないようにという提案の他には、各ラウンドの1位決定戦を廃止して、大会期間の短縮を図る方針を確認。
また世界中で競技普及を目的とした予選を12年秋に実施する方向です。
前回大会で1勝もしていない台湾、カナダ、パナマ、南アフリカと、今回新たに参加する12チームを加えて4ブロックに分け、各ブロック1位の国が第1ラウンドへ進出。前回1勝以上した12チームは、予選を免除されます。