アメリカ南部のテキサス州。 最大の都市ヒューストン市内を流れるバッファロー・バイユーという川のふもとで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。胃袋を刺激する朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
成田からの直行便でおよそ12時間のヒューストンはいたるところに、バイユーと呼ばれるゆったりと流れる小川があることから、バイユー・シティというニックネームを持っています。
人口200万人あまりで、全米第4の都市。
港湾、油田などで栄えてきましたが、何といってもアポロ計画などで重要な役割を果たし続けてきた、NASAのジョンソン宇宙センターが有名です。
ジョンソン宇宙センターはダウンタウンからおよそ40キロ。
宇宙飛行に関する研究や、人材の訓練がメインですが、「スペース・センター・ヒューストン」という施設が一般公開されています。
アポロ計画の時に使われていた管制室や、宇宙飛行士の訓練施設を見学できるトラムツアーが人気です。
人類が地球を離れて宇宙へと飛び出していく興奮を、大人も子供も楽しめる場所といえるでしょう。
テックス・メックスと呼ばれる、テキサス独自の料理は、メキシコ料理をアメリカ風にアレンジしたもの。
その中でも定番は、いんげん豆などを柔らかくなるまで煮て、そこにひき肉やタマネギ、トマトなどを加えて煮込み、トウガラシを中心にした香辛料を混ぜたチリパウダーで味を整えた、チリビーンズが有名です。
ヘルシー・メニューのチリビーンズにたっぷりとパンをひたして、さぁ、いただきましょう。
今朝はテキサス州ヒューストンの「チリビーンズ」でした。
もともとは地元の家庭料理ですが、今やテキサスのみならずアメリカ全土で、そして日本でも缶詰めなどを手に入れられます。