展示されているのは、栃木県益子町を中心に北関東で活動されている作家、12人の作品です。
益子町は、多くの陶芸家が窯を開き、陶芸の町として知られていますが、今回の震災で、多くの家屋、陶芸の工房、窯が倒壊してしまいました。
展覧会で展示されるのは、かろうじて倉庫の棚に残り、震災の難を逃れた陶器や、制作途中であったものを完成させた器たち。
食器やピッチャー、お酒を飲む酒器、漆のお椀、スプーンなど。
いろんな想いが詰まった作品、ぜひご覧になってください。
また、いずれの作品もお買い求めいただけます。
『手仕事を繋ぐ展』は、2011年7月5日まで、新宿のリビングデザイン・センター、オゾンで開催。
そして、もうひとつ。
カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。
そしてアカデミー賞では主演男優賞にノミネートされました。
ハビエル・バルデム、渾身の演技を見せてくれます。
舞台はスペイン、バルセロナ。
ハビエル・バルデム演じる主人公のウスバルは妻と別れ、幼い子ども2人とともに、ぎりぎりの生活を送っています。
愛する家族を養うため、時に、非合法な仕事も請け負ってしまう。
でも、苦しいながらも幸せな日々。
しかし。
ウスバルは、自分が末期がん、しかもあと2カ月の命という事実をつきつけられます。
あと2ヶ月。どう生きるのか?
幼い子どもたちはどうするのか?
映画はウスバルの心の動きをすくい取るように追っていきます。
絶望のなか、人はどんなことに光を見いだすのか?
映画を見て、感じてください。
映画のウェブサイト上にはこんなことが書かれています。
ショーン・ペンは「映画を観たあと15分間、立ちあがることさえできなかった」
映画『BIUTIFUL』は、明日25日からTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。