7月1日は海開き、そして山開きの日です。
いよいよ富士登山も解禁ですね。 さて、あの国ではそんな行事はあるのでしょうか。
今日も2カ国をコネクトしてお送りします。
スウェーデン、マルメ。丹呉由紀子さん
「ありません」
スイス、グリンデルワルト。安東康代さん
「ありません」
スウェーデン、マルメ。丹呉由紀子さん
先週の土曜日6月24日が「ミッドサマー」という祝日でしたが、この日は、1年の中で一番日照時間が長い日、夏至の日を祝う重要な日です。
伝統的には良い収穫を祈ってのお祭りであり、夏の始まりを祝ったそうです。
人々は都市から離れ、海や森の中にあるサマーハウスやピクニックをして、親しい友人や家族と祝います。
草、花、木で作った十字のポールの左右に丸いリングがついているものの周りを子供たちが歌い、踊ります。
昼食には、ニシンの酢漬け、新ジャガとディル、サワークリームを食べます。
その他には、サーモンやニシンの入ったパイなども出されます。
シュナップスと呼ばれる、スカンジナビア産の蒸留酒を飲んで歌います。
デザートには、ホイップクリームとイチゴが出されることが多いです。
スイス、グリンデルワルト。安東康代さん
観光地では6月1日から夏シーズン。 各家庭で窓辺に花を飾ります。
主婦は好みで、色や種類をアレンジして夏中、シャレーを綺麗に飾って花々を植えます。
また、牛が夏の放牧にアルプスへ向かうのも夏の到来を告げるもの。
各農家が、牛にカウベルと花で飾って、アルプスに見送ります。
牛は100日間アルプスで放牧されて、ふもとの牧草地では、草刈りがはじまります。