「だれもが暮らしやすい共生社会の実現」を目指して、「サービス介助士」という資格制度の普及を行っている内閣府認証のNPO法人です。
サービス介助士は「おもてなしの心」と「介助技術」を高齢者疑似体験や車いす操作などを通じて学んでいただきます。困っている人に対してどのように応対したらよいか、はじめの一歩として学んでいただける内容です。
「ジェロントロジー」という学問に基づき、「どのように齢(よわい)を重ねていくか」ということを全体のテーマにしておりますので、お仕事で活かしていただくのはもちろんですが、その方がどのように生きていくか考えていただくきっかけにもなっているようです。
現在資格取得者は約8万人、JR東日本、イオンなど約700社で導入され、お客様対応される方はもちろん、商品企画などの方にも取得されています。
「コミュニケーション能力の向上」「気づきの実践学」として社員教育に取り入れ、全社員が受講する法人もあり、すべての方にとって必要な学びだと考えております。
このほかに、高校生向けの3級やキッズかるたなど、子どもたちへの普及にも力を入れています。また、サービス介助士の普及だけでなく、盲導犬ユーザーの講演会や手話講座なども実施しており、幅広い方々にご参加いただいております。