いよいよ学校が夏休み。楽しいことも多いですが、宿題もあります。
特に自由研究というのは、何でもいいだけに、難しいともいえます。
さて、あの国ではどうでしょうか。
今日も2カ国をコネクトしてお送りします。
「学年末なのでありません」
アメリカ、NY。中村英雄さん
「あることはあります」
韓国、ソウル。南美華さん
アメリカ、NY。中村英雄さん
学期中のサイエンスフェア(研究発表会)とならんで企業がサポート、推進する全国レベルの科学研究コンペが年々盛んになる傾向にあります。こういうScience Competitionsに力を入れているのは、ハイテク企業や薬品産業です。優勝者は中学生でも100万円規模の賞金(定期預金の形で授与)とワシントンDCでの授賞式招待など豪華な接待あり。賞品も山ほど。友人の中学生の息子は、東南アジアの水場に繁茂する水草を使って代替エネルギーを生成させる計画をテーマにして、予選を勝ち抜いてみごと全米優勝しました。韓国、ソウル。南美華さん
韓国で言う自由研究は、課題を与えられる事ではないために、多くのことを体験することを意味します。 昆虫採集などがかつてはあったけれど、環境への配慮から、最近はやらなくなったそうです。 小さな子供達であれば、お母さんとお料理を作ったり。 もっと年長になると、障害者や老人の介護の経験したりする。 英才教育が根強い韓国では海外に行く親子も多く、旅の地での体験が自由研究のテーマとなります。