宮里藍選手が縁起のいい大会で好発進
フランスで行われる全米女子ツアーのエビアンマスターズが開幕です。
先日のメジャー「全米女子オープン」では優勝争いに絡んで6位の宮里藍。2年前にアメリカ・ツアー初優勝を果たし「ここは特別」とするこの大会で一時のスランプから吹っ切れたのか、昨日の初日は6バーディ1ダブルボギー4アンダー68でホールアウト。首位から1打差の4位タイです。合計17人もしている日本選手では、佐伯三貴と笠りつ子同じく68で好スタート。
日馬富士が無傷の12連勝
愛知県体育館で行われている名古屋場所は12日め、日馬富士は42キロも体重が重い魁聖に一旦は押し込まれながらもあわてず徐々に体勢を整え、最後は上手出し投げで、幕内力士でただ一人無敗を守りました。白鵬の8連覇を止める優勝争いの単独トップで、重圧と快感は「どちらもある」としつつも「大関になった以上これが当たり前。自分のことで精一杯」とそっけないコメント。
ロンドンにボンダイ・ビーチがやってくる!?
ロンドン五輪まであと一年ですが、きのうロンドンの中心部、トラファルガー広場の近くに120台のトラックで、2,274トンの砂が運び込まれました。これはビーチバレーの会場としてのテストマッチのためで今回は1,500席が用意されていますが、本番ではウインブルドンのセンター・コートと同じ1万5,000人を収容する予定。コンセプトはシドニー五輪のときのボンダイ・ビーチとはいえ、お天気ばかりは…。
世界水泳選手権が開催中です
上海で行われている第14回世界水泳選手権は、24日の日曜日に始まる競泳日本代表がきのう上海入りしました。2年に1度の世界水泳、注目は何といっても男子平泳ぎの北島康介選手です。
北京五輪でスピード社「レーザーレーサー」の出現を機に高速水着の開発と競争により世界記録が次々と塗り替えられました。前回の世界水泳、ローマ大会ではラバー素材で作られた水着で、43個もの世界記録が出ました。しかしFINA(国際水泳連盟)は昨年1月に、ラバー素材や全身を覆うタイプの水着を禁止したことにより、騒動は一段落。そのせいか世界記録更新が停滞しました。しかし今シーズンに入って日本勢では自己ベスト更新や自己ベストに近いタイムが出ています。
高速水着問題については「正直言って、うっとうしい」とコメントし、北京五輪以降はロンドン出場について、明言していなかった北島選手。4月の選考会では200メートル平泳ぎで肉離れを起こしながらも2位でした。コーチと共にチーム北島でオリンピックをめざしたアテネや北京とは違い、現在ロンドンに向けアメリカで調整を続けています。今回は時差の問題もなく「(状態は)いつもと変わらない。あと2日で仕上げる」とコメント。