2011/9/2

石川佳純が自己最高の7位に浮上

国際卓球連盟はきのう最新の世界ランキングを発表しました。女子は先月プロツアーのチリ・オープンなどのシングルスで、3週連続優勝を果たした石川佳純選手が自己最高の7位です。8位をキープした福原愛選手を抜いて、日本選手トップになりました。平野早矢香は前回より一つダウンの11位。そして男子では、水谷隼が8位から自己最高タイの6位にランクアップ。

柔道の塚田さん、イギリスに留学!

2004年アテネオリンピックの柔道女子78キロ超級金メダリストで、現在社会人柔道部コーチの塚田真希さんがきのう、東京都内で記者会見。日本オリンピック委員会のスポーツ指導者海外研修員として、ロンドンに留学にすると発表です。期間は2年間の予定で、現地のクラブチームなどを指導する予定です。「現地で必要とされるなら、応えることが柔道を通した親交につながると思う」と抱負を語りました。

体操の塚原選手はオーストラリアに国籍変更!?

同じ2004年アテネオリンピックで体操団体総合金メダリストの塚原直也選手。現在オーストラリア永住権を持つ塚原選手は、現地国籍を取得してオーストラリア代表としてロンドン五輪出場を目指しています。山形県酒田市で今日から行われる、全日本社会人選手権の会場練習で10月の世界選手権に向けて、難度を上げた構成を試す、とコメントしました。とはいえ現地オーストラリアの体操協会関係者は、国籍取得には通常なら来年半ばくらいまでかかる、としておりロンドン出場は微妙かも知れません。

明日からXリーグが開幕です

日本での社会人アメリカンフットボールのXリーグが、いよいよ明日土曜日から開幕となります。東、中、西の3つの地区で6チームずつ、合計18チームが、3つのステージを経て、12月19日に東京ドームでのジャパンXボウルで、アメフト社会人日本一を争います。3地区でそれぞれ試合が行われるファーストステージは9月と10月、3ブロック制で勝ち残りとワイルドカードを決めるセカンドステージは11月に、そして準決勝となるサードステージが12月初旬に行われます。

昨年優勝の中地区オービックシーガルズは、日本のエースでワイドレシーバーの木下典明選手が加入。大橋ヘッドコーチは「どこからでもタッチダウンに持っていける」と自信を深めています。気掛かりなのは東日本大震災で習志野市のグラウンドが液状化したことで、絶対的な練習量不足をどう乗り越えるかです。

ライバルはまず、東地区の富士通フロンティアーズ。10人の新人を加え、藤田ヘッドコーチは「今年こそ日本一」と手応えを感じています。また同じく東地区の鹿島ディアーズは、大型新人クォーターバックの加藤翔平選手が加入した事で得点力が向上。中地区で元オンワードが主体となるノジマ相模原ライズが、初めての1部でどこまで通用するのか。そして西地区のパナソニックインパルスは荒木新監督の体制となってリフレッシュされたのが注目です。

土日は川崎球場、週明けは東京ドームで試合が行われる予定です。