秋の気配を感じますが、変わるのは季節だけではありません。雑誌では変身特集が花盛り。
『Popteen』10月号「POPモデルズ ガチで男装してみまSHOW!」。
8人のモデルが、男子高生やビジュアル系、ヤンキー番長など、男性になりきる企画。
普段は「つけまつ毛」をつけたり、アイラインを濃くするなどかなり盛っているみなさん。
男装となればノーメイクに近い顔が見られるのも、この企画のおもしろいところ。
美盛り男子トップ3を見てみると、
第3位は「くみっきー」こと舟山久美子さんが変身したチャン・グンソクさん。
第2位は「おかりえ」こと松岡里枝さんの執事。
そして、第1位は「まいまい」こと広瀬麻伊さんのホスト系ギャル男。
1位の広瀬さんが特にこだわったのは、M字バングと呼ばれる、分け目の真ん中に少し毛先を落とした前髪。脚を思いっきり開いて階段に腰掛けた姿もキマってます。でもみなさんネイルはそのままなのが惜しい気も。
女性が男性を変身させたのが『Fine』10月号「サーファーを韓流にしても美男ですか?」。
ちなみにファインはこの号で創刊400号だそうです。
お手本は、日本版も放送中の韓国ドラマ『美男ですね』で主要キャストを演じる3人。
チャン・グンソクさんになりきる場合、ポイントはトップにボリュームが出るような「まとめ髪」と、目の上ではなく「下アイライン」で目を切れ長に見せること。
チョン・ヨンハさんは「太くてゆるやかなアーチを描く長めのマユ」と「9:1の分け目」がポイント。実際に変身したサーファーのみなさんは、大胆なメイクを施したわけではありませんが、確かに韓流に見えますね。これは不思議。
最後は別次元の変身です。『KERA』10月号「童話の主人公になりきりメイク♥」。
絵本の主人公になりたいという幼い頃の夢を、秋の新色を使ったメイクで実現。
「不思議の国のアリス」や「白雪姫」、「シンデレラ」などに変身していますが、童話だけに、メイクのポイントはイメージ重視。例えば「ラプンツェル」の場合、ピンクとブラウンの織りなすクラシカルで気高いメイクがポイント。上品なパールで目元に繊細な輝きを!
「眠れる森の美女」のポイントは、森をイメージしたグリーンとブラウンのMIXシャドウで、朝露のように光るラメをキラリと輝かせること。ほとんどの人が花をモチーフとした飾りを髪につけているのも童話の世界らしいですね。
服装も絵本さながらの雰囲気ですが、この秋に町で見かける機会はあるんでしょうか?