2011/9/30

地域特性を生かしたエネルギー技術の開発

文部科学省は、来年度から、東北地方の地域特性を生かしたエネルギー技術の開発に取り組みます。
日本で有数の地熱を貯めている層がある岩手県西部では、地熱を取り出す技術。
石油を生み出す「藻」を休耕田で増殖させる技術。
再生可能エネルギーの研究拠点が置かれることが決まっている福島県では発電効率を3倍に高める「太陽電池」の開発。
こうした取り組みが候補に挙がっています。

Walk Friendly Communities

全米に展開している「Walk Friendly Communities」が、「アメリカで最も歩行者に親切な街」として、ワシントン州のシアトルを選びました。
評価されたポイントは、たとえば、駐車場は建物の内部か裏手、または脇と決められていたり、街をあげての緑化運動を行っていたりしています。
また、子どもたちが安全に学校に通えるよう、行政が徒歩マップを作成。
さらに、地域主催のウォーキングプログラムを実施。
5月から9月のほとんどの日曜日は、自転車が自由に通行できる道を作るなど、多岐に渡る活動が評価されました。

ワンガリ・マータイさん

ケニアの環境活動家で、ノーベル平和賞も受賞した、ワンガリ・マータイさんが25日、がんのため、亡くなりました。71歳でした。
マータイさんは、1977年に「グリーンベルト運動」をスタート。
環境保全をアピールし続けてきました。この活動を通じて アフリカ各地に植林された木は4,000万本以上。
日本語の「もったいない」を世界に広めるキャンペーンも行いました。

マータイさんが残した 環境への想い、もったいない精神、引き継いでいきましょう!
日本伝統のエコなモノ、「風呂敷」「てぬぐい」、活用してみては?