男子テニスのマスターズ上海大会のシングルス3回戦で錦織圭選手はコロンビアのサンティアゴ・ヒラルドに7-6、4-6、6-3で競り勝ち初めて準々決勝進出を決めました。今年5月に松岡修造と並ぶ世界ランク46位で日本男子最高タイになりましたが、この勝利で10月17日付のランキングで最高位を塗り替えることは確実です。次はウクライナのアレクサンドル・ドルゴポロフと今日対戦します。
中国・江蘇省常州で行われているロンドン五輪女子アジア予選第2日。モントリオール五輪以来36年ぶりの出場を目指す日本は、昨年行われたアジア選手権で優勝したカザフスタンに38-26で快勝し、初戦を白星で飾りました。今回の予選には日本、カザフスタン、中国、韓国、北朝鮮、トルクメニスタンの6カ国が参加。総当たりのリーグ戦で争い、優勝するとロンドン五輪出場権を獲得。2位チームは来年の世界最終予選にまわります。
日本ラグビー協会はきのう、W杯ニュージーランド大会で日本代表を率いあと一歩で勝利に届かなかったジョン・カーワン・ヘッドコーチが、今年末の契約切れで退任すると発表しました。本人から辞任を申し出があったとのことです。「5年間で成し遂げたチームの成長や成績を誇りに思う。この後も日本ラグビーの発展に協力していく」との談話を発表。後任は「検討中」としています。
全日本大学野球連盟と日本高校野球連盟はきのう、プロ入りを希望する選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切りました。大学生が74人、高校生が87人で合計161人という数字は2年連続の減少です。
去年同様で逸材揃いですが、プロ球団から即戦力として高く評価されているのは、東海大の菅野智之投手。最速157キロの本格派で巨人の原監督のおいにあたり、去年12月の段階で巨人はドラフト1位指名を決めています。またきのうの東都大学野球で現役最多の通算26勝めで、310奪三振を奪った東洋大のサウスポー藤岡貴裕投手は複数球団からの指名が予想されます。また明治大学の野村祐輔投手は、それを上回る成績を東京六大学リーグで残しています。
また野手では、東京六大学野球の春のリーグ戦でホームラン王と打点王に輝いた慶応の伊藤隼太選手が届けを出しました。プロ野球のドラフト会議は今月27日に行われます。