2011/10/21

『美人百花』11月号

「SCOOP!“モデルのまつげ”全詳細!!」
目ヂカラの秘密をミリ単位で暴露。例えば、ほしのあきさんはエクステ派。実際に彼女を担当するアイリストがポイントを紹介。目頭部分は太さ0.2ミリの地まつげに近いNカールで長さ10ミリ、中央はそれに少しカールがついたJカール0.15ミリの11ミリと0.2ミリの10ミリをミックスなどとにかく細かい。

『Casa BRUTUS』11月号

「森へ、海へ! みんなの移住計画。」
ツリーハウスクリエイターの小林崇さんによる那須「二期倶楽部」のツリーハウスが表紙。木に寄りそって宙に浮いているかのように建つ小さなおうちです。波状の木の板を重ねた、グリム童話にでも出てきそうな外観がカワイイですね。中には薪ストーブを完備。

『LAST』issue 01

「欲しいのは“イマ定番”の靴。」
休刊中の『エスクァイア日本版』の増刊として人気だった“男の靴の雑誌”が、『東京カレンダー』ムック本として新装刊。発行部数は3万部。靴の写真が大きく、例えば、ラウンドトウ・ダービーと呼ばれるタイプ靴について1ページにわたり丁寧に解説するなど、マニアックながら、多くの人に靴の良さを知ってほしいという編集者の熱意が感じられます。

『美ST』12月号

「美魔女たちのI ♥ 入浴白書」
『美STORY』改め『美ST』(※10月号から変更)。バスタブに入った11人の美魔女が登場。これだけで圧倒されますね。彼女たちのお手本となる世界4大お風呂美人の逸話がすごい。マリリン・モンローはシャンパン350本を入れて入浴。由美かおるさんは時代劇『水戸黄門』で累計約200回の入浴シーンがあったそう。完全にのぼせちゃいます。

 

なぜか今、ファッション誌がとりあげるテーマのひとつが不良。さっそくチェック!

『BLENDA』11月号
「良家の不良と本気の不良」。
トレンドを超越した最強の秋おしゃれはワルそうなスタイルだそう。良家の不良スタイルのポイントは“上品アイテムを退廃的に落とし込み、悪女風に決める!”例えばファーコートにデニムのショートパンツを合わせたシンプルリッチなスタイルに、ニーハイソックスを合わせて官能的に着崩してみる。品のいいロイヤルチェックのケープには、ポリスのようなハットを合わせるなど。一方、本気の不良スタイルのポイントは“エッジィなアイテムで挑発ムードをかもし出す!” 例えば、モッズコートは生脚で反抗的に着る。今シーズン、トレンドのチェックのアイテムを着る場合は、ダークトーンのチェックを選んで毒っぽく着こなす。実際の良家の不良といえば、筆頭はパリス・ヒルトンあたりでしょうか。本気の不良は……やめときましょう。

『KATY』11月号
「上品アイテムを不良に着る」。
不良と書いてワル。
まずは“いつの時代も最高にオシャレな人は上品アイテムを不良に着ていた!”として、年代別に象徴となる人物を紹介。1970年代はデヴィッド・ボウイ、’80年代はBOOWY、’90年代はケイト・モス。女性誌なのに女性はひとりだけなんですね。ケイト・モスの写真も細身のパンツを履いた男っぽい着こなし。上品アイテムを不良に着る3つの掟を見てみましょう。 掟その1「“正装”で身を正してこそパンピーとは違うオーラを出せる!」。 掟その2「連れから借りたこの服でロックなマインドを貫き通す。ただの優等生なアタシはもういない!」ワタシではなく、アタシです。 掟その3「常識にとらわれないのがアタシらの常識。イイ子ちゃんの服だろうと気に入った モンは必ず自分のモノにする!」。 ルールではなく掟という言い方をはじめ、特集にはほかにも「スケバン」、「ダチ(※友達)」、「マブい女」などワルそうなワードが満載。でも無理にワルぶってないですか?

男性ファッション誌はどうでしょう?

『LOADED』11月号
「セクシーアウトローなアウターはセレブがお手本!」。
セレブの写真と一緒に今シーズンのアイテムを紹介しています。例えば、アメリカ軍のフィールドジャケットとして使われていたM-65ジャケット。これを着たノエル・ギャラガーの写真を見ると、グレーのジャケットと同系色のシブいストールを巻いているのがオシャレ。レザースタジャンのページで紹介されているのはR&Bシンガーのクリス・ブラウン。裾を折り返したデニムパンツにスニーカーをはき、キャップをかぶったB-BOY風スタイルです。キャップはバスケットNBAの、デトロイト・ピストンズのもの。この特集では全部で31枚のセレブ写真が掲載されていますが、そのうちわかるだけでも26スタイルがデニムを履いたもの。アウトローはデニムが基本ということですかね。

なにはともあれ、ワルはファッションだけにしておきましょう。