プロ野球の日本シリーズはきのう、ナゴヤドームで第5戦が行われ、ソフトバンクは育成選手出身の山田大樹投手が先発し6回無失点。その後も完封リレーで反撃を封じ、5-0で中日を下しました。アウエーでの3連勝で、ダイエー時代の2003年以来となる日本一に王手をかけました。今日は移動日で明日からはソフトバンクの本拠地ヤフードームで対戦です。
今週の「大王製紙エリエールレディス」に出場予定だった上田桃子選手と、ディフェンディングチャンピオンの金ナリ選手が、大会前日の17時までにすませないといけない出場登録をせず、開幕前日に欠場扱いとなりました。規則を忘れてコースを後にした上田選手と金選手は、関係者からギリギリに連絡を受けミスに気付き、すぐにコースに戻りましたが、時すでに遅し。特に上田選手は、今シーズンかぎりで引退する予定の同郷の先輩古閑美保選手と、大会初日は同じ組で回ることとなっていました。
トランポリンの世界選手権はきのう、イギリスのバーミンガムでロンドン五輪出場枠がかかる男女の個人予選で開幕しました。日本男子はエース伊藤正樹が108.669点で5位、4大会連続でメダリストの上山容弘は107.359点で6位につけました。男女とも今大会の決勝に進む上位8人が、五輪出場への資格がありますが、日本はトランポリン協会の方針で、男子はメダリスト、女子は決勝進出の選手が代表に選ばれると決まっています。
3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ女子大会10日目はきのう、東京・国立代々木競技場などで行われました。日本はドイツに3―2で逆転勝ちし、五輪出場に望みをつなぎました。
一人で26点をもぎ取ったエース木村は「こうすれば点が取れるという形ができているのが、(フルセットで負けた)中国戦との違い」とコメントです。
アメリカはイタリアを3―1で下して9勝1敗の勝ち点26で首位に立ち、2位以内を確定させてイタリアに続く五輪行きを決めました。イタリアははじめての黒星ですが勝ち点25の2位。中国はケニアにストレート勝ちし、7勝3敗で勝ち点を23としました。日本は勝ち点21の4位です。
日本が五輪出場権を獲得する3位内に入るには、今日の世界ランク2位アメリカとの試合に勝つことが最低条件ですが、同じく今日の中国-ドイツ戦で、もし中国が勝てば、中国の3位が決定し、自動的に日本の出場はなくなります。そして中国が負けた場合でも、セット数と勝ち点の兼ね合いで、細かく順位が変わり、勝ち点が23で同じになった場合にはさらにセット率で順位が決まります。
3-0か3-1でアメリカに勝って、中国がドイツに負けるというパターンが、理想なのですが、どうなるでしょうか?