2011/11/25

ゴルフのワールドカップ 日本は10位でスタート

男子ゴルフの国別対抗戦「ワールドカップ」が、昨日中国の海南島で開幕しました。28の国と地域が参加し4日間にわたって、1チーム2人による団体戦を行います。初日は2人がそれぞれボールを打ち、いいほうのスコアを各々のホールで申告する方式で、池田勇太選手と平塚哲二選手のコンビの日本は、初日が6アンダーで首位オーストラリアに5打差の10位でした。

同じワールドカップでもバレーボールの日本代表は4連敗

バレーボールのワールドカップ男子大会はきのう4日めを迎えました。世界ランキング18位の日本は、5位のセルビアと対戦し、2-3で敗れ、開幕から4連敗となりました。全勝だったロシアとポーランドが負けて、1敗が6チームという混戦模様になっています。この大会で3位以内になれば五輪出場権を獲得できますが、日本の現状はかなり厳しそうです。

石川佳純選手がロンドンの本番会場で好スタート

ロンドンオリンピックのテスト大会を兼ねた、卓球のプロツアー、グランドファイナルはきのうロンドンで開幕しました。既に女子代表として五輪出場が決まっている石川佳純選手は、シングルス初戦で格下相手に完勝。「しっかりと本番の気持ちでできたらいい」とコメントし、ボールを高くあげるサーブの前に、照明の位置をチェックするなど、シミュレーションも怠りませんでした。また福原愛選手は去年秋の広州アジア大会準決勝で逆転負けした元世界女王の郭躍にフルセットで敗れました。

国技館で相撲ではなく、体操の国際大会!

明日から開幕する体操のワールドカップ。今年は大相撲の両国国技館で、初めて開かれることになりました。きのうは出場選手の記者会見が会場で開かれ、世界選手権で史上初の3連覇を飾った内村航平選手は、「相撲はあまり見る方ではないですが、以前、白鵬関と一緒になって、こんなに大きいのかと驚いた」と話しました。また海外勢は会場の構造にびっくり。世界選手権個人総合2位のフィリップ・ボイ選手は「館内に相撲で使う、屋根が吊り下げてあった」と興味津々のようでした。

また、先々週にドイツでのワールドカップで優勝した18歳の野々村笙吾選手について内村選手からは「基本ができて安定している。次の世代のエースになる」とコメント。野々村選手は「自分の演技をして3位以内を目指したい」と2大会連続の表彰台に意欲的です。

内村選手が出場する大会は、今回のワールドカップが今年7戦目。先月から主要大会がめじろ押しで、疲れはピークに達しているはずですが「それを感じさせない演技をしたい」と全勝街道を突っ走る横綱白鵬並みの貫録を見せていました。