新球団「横浜DeNA」が誕生 加盟承認に楽天は反対
きのう都内で開かれたプロ野球のオーナー会議で、横浜ベイスターズを買収合意したディー・エヌ・エーの球界加盟について、楽天を除く11球団の賛成で承認されました。ソフトバンクが福岡ダイエーホークスを買収して以来7年ぶりの球団譲渡で、来シーズンからは「横浜DeNAベイスターズ」となります。春田真会長は「目標として3年以内にCS出場、5年以内に優勝できるようにしてほしい」とコメント。
第3回WBC参加表明へオーナー会議は前向き、選手会は協議へ
先ほどのニュースと同じプロ野球オーナー会議の席上、2013年開催のWBCに参加する方針を表明することでまとまりました。当初WBCの主催者に権利確保を求めていたものの交渉が難航したため方針を転換。WBC期間以外にも日本代表による国際試合を開催するなど、来春から4年単位でスポンサーをつけて、収益を確保するという構想です。日本プロ野球選手会はこの案を、来週行われる定期大会で協議する予定です。
ロンドンは新たな水着競争が再燃!?
英スピード社とアシックスはきのう、それぞれ国際水泳連盟の承認を受けた新型競泳水着を発表しました。スピードの『FASTSKIN3』は、スパッツに使われる材質を利用し、腰ひもをなくし凹凸を減らし、今まで個別に開発していたキャップ、ゴーグル、水着をトータルで設計し、抵抗を減らすよう改良したのが特徴です。都内の発表会に出た松田丈志選手は「三つを合わせて使うことで速く泳げる感覚を味わえた」と話しました。またアシックスの『CF−1』は東レとの共同で、横糸の種類を変えた新しい織物素材を開発。水中で太ももの揺れを抑え、水の抵抗が減少するとのこと。
ハンドボール女子五輪最終予選へ腕試し
ハンドボール女子の世界選手権が今日からブラジルで開幕します。
日本女子代表は10月のロンドン五輪アジア予選で韓国に敗れたことで、36年ぶりのオリンピック出場が、来年5月の世界最終予選の結果次第となっています。つまり日本にとっては、その最終予選で対戦することが確実な、アジア勢以上の高いレベルのヨーロッパ勢の強さを実感する機会といえるでしょう。
アジア予選でカザフスタンや中国などには、持ち味の速さが通用したとはいえ、韓国戦では大事な場面でのプレーの精度や状況判断力で課題があきらかになっています。このあたりの修正できるかどうか。
大会は出場全24チームが6チームずつ4組に分かれて1次リーグを実施、そのうちの各組上位4チームが決勝トーナメントに進みます。日本は1次リーグC組の初戦でいきなり前回準優勝のフランスとのマッチアップ。その後ブラジル、ルーマニア、チュニジア、キューバの順に対戦します。
どこまで通用するのか、伸びしろがあるのか。日本女子代表!