水曜日の大関把瑠都と小結若荒雄の取組に巻き込まれ、土俵から転落。脳震とうを起こして、病院に搬送された三役行司の木村庄三郎がきのう、元気に出場し、琴欧洲、琴奨菊、両大関の2番を裁きました。そして「ご迷惑おかけしました。気が付いたら相撲診療所のベッドの上でした。相手が向かってきて、右に逃げるか左に逃げるか迷ったのは覚えています。お恥ずかしい」とコメント。ご無事で何よりです。
高校入試において中学校の学習指導要領にない野球の実技試験は内規で禁止されていますが、29校がこれを実施していたことが、昨年の12月に発覚。これを受け日本高等学校野球連盟は、きのうの全国理事長会議で、来年度以降の入試では、野球の実技試験を行わないよう、既に再三出した通達を徹底するよう要請しました。ソフトボールは中学校の学習指導要領にあるため、実技試験は可能なのだそうですが……
きのうクアラルンプールで行われたマレーシア・オープンは、各種目の2回戦でした。シングルスは男子の田児賢一選手と佐々木翔選手が準々決勝に進出。ダブルスでは女子で藤井瑞希=垣岩令佳組と松尾静香=内藤真実組、男子は橋本博且=平田典靖組と川前直樹=佐藤翔治組がベスト8入りです。
ロサンゼルスオリンピックで女子マラソンが正式種目として採用される前年の1983年に、日本女子陸上競技の中・長距離ランナーの育成強化をめざして創設された、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会。中学、高校、大学、実業団とバラバラの世代が47都道府県単位のチームで優勝を競うことが大きな特徴です。第一回にアンカーでゴールテープを切ったのが増田明美さん。以降はオリンピック金メダリスト高橋尚子選手や野口みずき選手をはじめとする、女子のトップランナーたちが巣立ち、世界に羽ばたいていきました。
今回で第30回、ロンドン五輪の代表争いの選手も多数出場します。こうした選手たちが第一線で活躍しながらも、この大会に出場するのは「女子駅伝が原点で初心に戻れる貴重な機会」だからだとか。そして中学・高校生選手にとっては、トップアスリートとともに走ることができる「あこがれの舞台」で、将来の自分をイメージできます。
また古都の冬景色を堪能できるコース設定も観戦のポイントです。スタートはあさって15日の日曜日12時30分に西京極陸上競技場です。