大学センター試験が終わり、本格的な受験シーズンに入りました。
日本では、お料理をする若い男性が増えています。それも特別な料理ではなく、毎日のごはんを作り。
職場などにお弁当を持参する「弁当男子」なる言葉も生まれました。
世界のあの国で、男性の料理事情はどうなのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。
フランス、パリ。ドゥヴィアンヌ園子さん
結構、たくさんいます。
パリの女性はボディーラインには細心の注意を払いますから、食べ過ぎないように、常に太らない食品にのみ興味を持ちます。
しかし、男性はお腹が空いたらおいしいものをたっぷり食べたい。
そうなると、自分でやるしかない、ということになるのでしょうか?
男性が料理に腕を振るうのは、やはり週末。買い物から自分でするご主人はたくさん居ますし、独身男性も料理上手なお母さんに育てられた人は、独身でも週末にはちょんと料理して友達、ガールフレンドなど呼びます。
一流シェフの料理本が大人用の漫画の本になっていて、私の35歳の息子が試していました。
とはいえ普通の料理雑誌とか、料理の本で男性向きというのは、あまりないような気がします。若者はインターネットで作りたい料理のレシピを検索するというのが主流です。
または、お母さんの料理の本を借りるかですね。そして「寿司が好きだから」と、お寿司の料理教室に来るのは若い男性が多いとか。
トルコ、イスタンブール。加瀬由美子さん
最近増えてきました。
イスタンブール最大の料理学校、MSA(Mutfak Sanatlar Akademisi)には、2004年の創立以来、男性が参加する割合が増え、今は半分が男性。
「お弁当」ということでいえば、トルコでは会社の昼食に弁当持ちで来る人は女性でもごく少なく、男性はまずいません。
なぜトルコ男性が料理を習いに来るかと言うと、ものすごくいっぱいあるテレビ局の、これまた朝晩やっている料理番組の影響と、オーガニックの思想が普及して来て、ベジタリアンも増えてきたことがあるでしょう。
トルコ料理は味が濃いので、健康のために家では自分で調理して外食の濃い味を避ける傾向があります。
学校に通うのは、イスタンブールに住んでいる人々に限ります。