バドミントンのドイツ・オープンはきのう、ドイツのミュルハイムで各種目の2回戦が行われました。女子ダブルスで末綱聡子、前田美順組がマレーシアのペアにストレート勝ち。また男子ダブルスでは川前直樹、佐藤翔治組と平田典靖、橋本博且組が、それぞれ準々決勝に進出。
去年までF1に参戦し、合計322回のレースに出走した39歳のベテラン、ルーベンス・バリチェロがきのう、アメリカのインディカー・シリーズに今シーズンからフル参戦すると発表しました。昨年までのウイリアムズから、KVレーシング・テクノロジーへと転向。ゼッケン番号8番のダラーラ・シボレーに乗ります。「今は嬉しくて笑顔が出てしまう。自分にとっては全てが新しい挑戦だから」とコメントしています。
スロープレー(遅延行為)の撲滅を目指す日本女子プロゴルフ協会は、国内ツアー開幕戦「オーキッドレディス」からイエローカード制を導入です。これまでは競技委員が口頭で「警告」した上で、1打にかける時間を測ってきました。しかし外国人選手との言葉の壁もあり、今回の処置となったものです。テレビ中継では端折られる部分ですが、全体の進行にかかわるだけに、プロ・アマ問わず「Play Fast」を心がけたいものです。
1か月前にもお伝えした男子ボート武田大作選手の、ロンドン五輪日本代表決定選考における不服申し立て。日本スポーツ仲裁機構がこれ認め選考結果の取り消しを命じました。五輪代表選考に絡む仲裁は過去に2例ありますが、選手側の主張が通ったのは今回が初めてです。
96年のアトランタから4大会連続五輪出場というボート競技の第一人者の武田選手の訴えについての、今回の裁定に関しては「選手に事前説明なく競技団体側が選考方法を変更したこと」などが主な争点でした。その上で「著しく合理性を欠く部分があった」、「不透明な部分が認められる」と判断されたものです。
日本ボート協会は、その男子軽量級ダブルスカル日本代表選手再選考に関する具体的な方法等については、まだ未定としています。武田選手は「時間がなく調整が難しい。タイム操作をしない去年11月の選考会のデータでの検討を望む」とコメント。当時1位の浦和重と2位の武田選手を代表に選ぶよう、きのう文書で日本ボート協会に申し入れを行いました。