東北6県および茨城県で生まれた100のアイテムが東京に揃います。
たとえば、
青森のこぎん刺し。寒さをしのぐため、麻の着物に施した刺繍の一種で、江戸時代から用いられてきた伝統工芸。
秋田の大館の曲げわっぱ。曲げわっぱのお弁当箱、いいですよね。
日本一の漆の産地、岩手からは、浄法寺漆(じょうぼうじうるし)の食器。
山形からは、柳宗理さんがデザインしたスツールで有名な天童木工の家具などなど。
展示で見るだけではありません。
これらのアイテムを購入できる「東北デザインマルシェ」もオープン。
こちらは、同じミッドタウン内、ガレリア地下のアトリウムでの開催です。
東北の作り手の方々が対面販売でみなさんに説明をしてくれますよ。
『東北・茨城100のデザイン Area Aid Design Project』展は、2012年3月9日(金)から3月25日(日)まで東京ミッドタウンで開催です。
» 『東北・茨城100のデザイン Area Aid Design Project』展
» 東北デザインマルシェ
映画に登場するのは、『六ヶ所村ラプソディー』などで、原発、核の問題を早くから取り上げてきた映画監督の鎌仲ひとみさん。俳優の山本太郎さん。京都大学原子炉実験所の小出裕章さん。中部大学教授の武田邦彦さん。環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さん。音楽プロデューサーの小林武史さん。さらには、15歳のタレントで自身のブログで脱原発を訴えてきた藤波心さんも出演。
今回の映画『friends after 3.11』。こんな言葉から始まるんですね。
「震災で、日本は大きな傷を負った。 多くの命が、大切なものが奪われた。今後、日本と世界はこの問題を長く抱えて生きて行くことになるだろう。でも、気がついたら、いろんな人たちと語り合っていた。新しい友達もふえていた」
映画の中で、ある人がこう言います。
「メディアは信用できない、政府も信用できない。不安は大きい。そんなとき、人々は、最も原始的な語らい=集まって話すことに立ち戻った」
色々な言葉から感じることがたくさんある映画です。
岩井俊二監督、『friends after 3.11』は、明日、3月10日(土)からオーディトリウム渋谷ほか、全国で順次公開です。