ロンドン五輪の日本のマラソン代表6選手が決まりました。
【男子】藤原新、山本亮、中本健太郎
【女子】重友梨佐、木崎良子、尾崎好美
さてあの国のマラソン事情はどうなのでしょうか。
今日も2カ国をコネクト。
イギリス、ロンドン。小林紀美さん
「去年の12月には女子2人、男子1人が決まりました」
英国の選考基準はそれほど複雑ではありません。
標準タイムをクリアした人の中から陸連が選ぶというものです。
女子のマラソン選手は世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ。ママさんランナー。今回のオリンピックでなんと連続5度目の出場です。でもオリンピックではいい成績を残せていません。
マーラ・ヤマウチ。ケニアで8歳まで過ごし、外交官として日本に赴任し、日本でもマラソン出場。夫が日本人なので応援したくなります!
男子はスコット・オーバーオール。
残りは4月に行われるロンドンマラソンの結果で代表が決まります。
ケニア、ナイロビ。87年の世界選手権ローマ大会のマラソン金メダリスト ダグラス・ワキウリさん
ダグラス・ワキウリさんは、日本のランナーとケニアのランナーをつなぐ、スマイル・アフリカ・プロジェクトの仕事をされています。
「まだ決まっていません」
日本の4分の3の酸素しかない高地で、坂を登りながら走る選手たち。マラソンというよりもクロスカントリーが盛んです。充実した高地のトレーニング施設で有望なランナーが鍛えられる。ただしオリンピックは賞金のないレースなのでどうでしょうか。
2時間03分38秒の世界記録を出したパトリック・マカウ選手以外にも3分台、4分台で走れる選手がいます。五輪代表はロンドンマラソンとボストンマラソンで決まりますが夏の開催なのでオリンピックでは不利といえるでしょう。