2012/3/23 シンガポール マリーナ地区

シンガポールのマリーナ地区。
新しくできたユニークな形の建物の数々を見上げて、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました、トーストの朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はシンガポールの、マリーナ地区です

シンガポールの中心街といえば、オーチャード・ロード周辺ですがマリーナ地区は近年開発が進んで、観覧車の他にも、高層ビル群、F1シンガポールグランプリのピット、世界最大級の噴水「富の噴水」などいろいろな施設が、次々とオープンしています。ラスベガスのカジノ運営会社が完成させたリゾートは、カジノやホテルはもちろん、コンベンションセンター、美術館、劇場、ショッピングモールがあります。渦巻きの中にいるようなデザインの歩行者専用の「らせん橋」、ゴンドラで移動できる館内の「運河」、蓮の形をした「ミュージアム」などユニークな施設が目白押し。中でも3つのタワーの屋上をつなぐ、地上200m、長さ340mという船型の巨大テラスがひときわ目を引きます。そこでは世界で最も高い場所にあるという、全長150mのプールで泳ぐことが出来るのです。

シンガポールのトーストは「カヤトースト」

これはカリっと焼いた薄焼きパンに「カヤジャム」と呼ばれるペーストを塗り、薄くスライスしたバターをサンドしたものです。「カヤジャム」は卵とココナッツミルク、パンダンリーフという香り付けの植物の葉っぱと砂糖から作られています。緑色で濃厚な香りはちょっとクセがありますが、スライスチーズのような薄くて冷たいバターとの相性は抜群。半熟玉子と、コンデンスミルクが入ったとても甘いコーヒーとの日本円でおよそ300円のセット・メニューが定番です。サクッとしたパンに、ドロリとした「カヤジャム」やバターが醸し出す食感をどうぞ……

この「カヤトースト」を広めたお店はシンガポール国内で30店舗ほどのチェーン店を展開しています。
炭火でカリカリに焼くトーストが日本にない味です。