2012/3/23

陸上の末続選手。まずは参加標準記録突破が目標

男子200メートル日本記録を持ち、北京五輪の男子400メートルリレーで銅メダルを獲得、その後長期休養に入った末続慎吾選手。昨年10月の記録会で約3年ぶりにレースに復帰しました。所属するミズノは昨日、末続選手がロンドン五輪出場を目指して本格復帰すると発表です。まずは代表選考会を兼ねた6月の日本選手権出場に向けて、本格的な練習に励んでいるそうです。

競輪卒業レース女子はトライアスロン出身の加瀬が優勝

競輪選手を養成する日本競輪学校の卒業記念レースがきのう、松戸競輪場で行われ、女子1回生の決勝は、加瀬加奈子選手が2分44秒0で優勝しました。ケイリン女子はロンドン五輪ではじめての正式種目に採用。

アジア選手権で女子ボクシングの山崎静代選手初戦敗退

アマチュアボクシングの女子アジア選手権はきのう、ウランバートルで行われ、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、ミドル級の山崎静代選手は16歳の韓国選手との1回戦の第一ラウンドでレフェリーが途中で試合を止めるRSCで敗れました。今回の試合は直接ロンドン五輪の代表選考には関係なく、5月に中国で行われる世界選手権でベスト8に入れば、出場権を得ることが出来ます。またフライ級では箕輪綾子選手が、初戦の準々決勝でカザフスタンの選手に判定勝ちし、準決勝に進出しました。

 

スケートシーズンを締めくくる、世界距離別スピードスケート選手権大会は、日本時間の今朝未明にオランダのヘーレンフェインで開幕しました。国際スケート連盟が主催するスピードスケートの大会で、1996年にスタート。以来冬季五輪が行われた2002年以降は五輪開催年を除く毎年3月中旬頃に開催されています。

第1日はすでに競技終了。日本人選手としては女子3,000メートルに穂積雅子が15位、石野枝里子が16位、石沢志穂が20位という結果でした。また最終日に出場する練習のためリンクに入ったのは、男子500メートルに専念する加藤条治選手。「まだ調子は戻っていない」と弱気のコメントです。

一方対照的なのは女子個人3種目に出場する小平奈緒選手。フォームを入念にチェックして「あとは気持ちのスイッチが入れば。疲れは抜けてきているので、いい位置を狙える」と自信を見せています。先々週に世界ジュニア選手権総合優勝の17歳の高木美帆選手も明日の1,500メートルなど2種目に出場です。