日本自動車販売協会連合会が発表した、先月までの1年間である、2011年度の軽自動車を除く新車登録台数は前年度比3.1%プラスで、306万4336で、2年ぶりに300万台を上回わりました。
クルマが増えると問題となるのはパーキング。最近は都心でもそれほど苦労するという事はなくなってきましたが、あの国ではどうでしょう?
今日も2カ国をコネクト。
イギリス、ロンドン。小林紀美さん
「特に中心部ではとても大変です」
まず中心部に車で入るだけで、Congestion Charge(渋滞税)9ポンドを支払う必要があります。基本はパーキング・メーターかチケットで路上駐車をしますが、特に休みの日は路駐も空いている保証がないため、インターネットから駐車スペースを予約できるサービスを利用する人も少なくありません。
そしてコインしか使えません。両替機や自動販売機、コンビニなどもなく、いつもコインを持ち歩いていなければならないのです。
最近、携帯電話から支払うことができるようになりましたが、この登録がまた面倒……音声ガイダンスで登録をするのですが、間違えてしまうと最初からやり直しで、何度か失敗すると「Good Bye!」と言われて切れてしまいます。
こちらでは、そもそも、立体駐車場の認識は低いようです。
「車は路上駐車するもの」という意識でいるロンドナーが圧倒的に多いし、セントラルに立体駐車場がある事する知らない人もいます。以前、立体駐車場として使われていた建物を、5つ星のホテルに改装したり、アートスペースにしたりしているほどに、立体駐車場はなぜか人気がありません。
韓国、ソウル。南美華さん
ソウルで駐車場といえば、昔からずっとバレーパーキングが主流です。
どのお店もバレーパーキングががあって当たり前のソウルの駐車場。バレーパーキングがない事が、お店の繁盛をも左右するような気がします。スターバックスのようなカフェさえも、バレーパーキングが基本だったりします。お酒を飲んだら、代理運転者がすぐさま対応する。素晴らしく合理的な感じです。