アマチュアボクシングのロンドン五輪アジア最終予選を兼ねたアジア選手権はきのうカザフスタンで行われ、バンタム級の清水聡が出場枠を獲得。北京に次ぐ連続代表に決まりました。男子代表は既に決定済みの、ミドル級の村田諒太、ウエルター級の鈴木康弘、フライ級の須佐勝明と清水選手で合計4人です。
昨年10月にカンボジア国籍を取得して、ロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろしさんの参加資格を、国際陸上競技連盟が疑問視。カンボジア陸連などに説明を求めていることがきのう分かりました。これで五輪出場が認められない可能性もあります。国籍変更に関して、国際陸連は過去に国際競技会で代表経験がなく、国籍取得後1年が経過していない場合連続した1年の居住実績国際陸連理事会による特例承認のいずれかが必要になっているとのことです。
東京五輪にも出場し、日本史上最高齢71歳のロンドン五輪代表として決まった馬場馬術の法華津寛選手が本拠地ドイツから帰国し、都内できのう記者会見を行いました。個人の技量だけでなく馬の能力も必要なため「昨年11月には馬が故障し、完全にあきらめていた。奇跡が起きたようなもの。じいさんの励みになれば」とコメントです。学生時代の身長168cm体重62kgをキープ。家族と離れて単身でドイツ在住で、自炊は週4日だとか。アスリートとしての体力キープや自炊メニューが気になります。
今年から国内ツアーを主戦場とした尾崎直道選手。三重県桑名市で行われた東建ホームメイト・カップ初日で1バーディー、5ボギーの75で初日を終えましたが、ゴルフ規則14-3(人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用)に抵触し、失格となりました。
ラウンド後の食事中に「ラウンド中に装着すると飛距離が伸びる」と自慢したマウスピースが、競技委員長によってルール上の「ストロークをしたり、プレーする上で援助になるようなもの」と判定された事での失格。「勉強して出直します」とは本人のコメントでした。
他にもこの日は、バッグの中に入れるクラブは最大14本という規則よりも1本多い15本でスタートしたため、スタートのホールで2打罰となった新人の桜井勝之選手のようなうっかりミスもありました。
今年の1月、ゴルフルールは改定されています。本格的なシーズンを迎え、もう一度チェックしておくことが必要かも知れませんね。