日本ではこの4月から新番組が目白押しです。
新しい番組ではやはり、女子アナウンサーが注目されます。人気職業ともいわれる女子アナですが、こんなに騒がれるのは日本だけでしょうか。
そしてあの国ではどうでしょう? 今朝も2カ国をコネクト。
アメリカ、NY。中村英雄さん
「日本の女子アナ人気と同じようなものはほとんどありません」
アメリカでは、日本のような男のキャスターの補佐的女子アナはいません。
アナウンサーとは呼ばず、女性キャスター。ニュースのアンカーマンです。
デイリーニュースはアメリカ人にとって命の次に大切な社会情報源です。
毎朝、毎夕、テレビのニュースによって世の中を知り、世の中を批判します。
その意味でもニュースを読む人物は責任重大で、伝えるトーン次第で世論が変わるくらいの影響力があります。
アメリカのニュースキャスターの熾烈な戦いを描いたフェイ・ダナウェイの『ネットワーク』、ウィリアム・ハート主演『ブロードキャスト・ニュース』などの映画がありますので、観るとその事情がよくわかります。
盗撮されるようなアイドルキャスターがいないか?というと、実はそうでもなくて、スポーツの、例えばNFL中継ではサイドラインレポーターというフィールドからの実況を上げる係がいるのですが、彼女たちは、結構、お色気路線です。
こういう男社会のツマみたいな立場の女性だと、プレイボーイで突然脱いだり、殿方のご機嫌をとるような仕草に出ることがああります。
フランス、パリ。ドゥヴィアンヌ園子さん
「やはりほとんどないですね」
アメリカほどキャスターやアンカーとして番組を仕切るほどではないフランスTVの女性アナウンサーですが、ニュース番組の人気女性アナウンサーは、みな熟年層です。
若いピチピチ女性はいません。
天気予報アナからセクシー女優になったルイーズ=ブルゴアンなど、反対に天気予報には、若くてちょっとセクシーな女性を起用するのがこの数年の傾向です。
サッカー番組に起用される女性アナウンサーは比較的若く魅力的でウケているようです。
初代サッカー番組女性アナウンサーはナショナルチーム監督と一緒になってしまったんです。
結婚しても、もちろんアナウンサー続けています。