今週、2012年4月23日(月)から、J-WAVEは東京スカイツリーから電波を発射して番組をお送りしています。そのスカイツリーは新しい観光名所として地元の期待も盛り上がっています。こういった名所やイベントなどで「あやかり商法」ともいえるグッズや、食べ物が発売される日本……そんな「あやかり商法」ってあの国ではあるのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。
イギリス、ロンドン。小林紀美さん
「去年からロンドンはあやかり商法だらけです」
去年の今頃、4月29日にウィリアム王子とケイトが結婚した日から「あやかり商品」ブームは続いています。
来る6月はエリザベス女王の即位60周年「ダイヤモンド・ジュビリー」の記念式典が行われ、そして7月はいよいよロンドンオリンピックと目白押しです。
イギリスを代表するデパート、Harrods や、エリザベス女王お気に入りのデパート、Fortnum & Masonなど大手デパートは紅茶やお皿、チョコレートなどのお菓子やバッグやポーチやティーカップやポットが揃っています。街を歩いてるだけで記念グッズを目にします。
ピカデリーサーカスやオックスフォードサーカスなどの中心の駅前にあるスタンドにもいまだにウィリアム王子の結婚を記念したグッズがあり、ひとつひとつ挙げるとキリがないのですが、インテリアショップで見かけたアイスをすくうscoopが女王の姿と愛犬のコーギーだったり日なたに置くとソーラーパワーで女王が手を振るフィギュア人形と愛犬などユニークなものもあります。
数ある記念品の中でもびっくりプライスはスコッチ・ウイスキーのジョニーウォーカー&サンズ社から発売された10万ポンドのウイスキー。日本円にして約1,300万円!! 女王が即位した1952年から60年熟成させた代物で、発売本数はもちろん60本限定。
特にオリンピックの記念コイン。
オリンピックとパラリンピック、合わせて29種目の50ペンス(約65円)記念コインがあるんですがその中でもサッカーはオフサイドのルールを簡単に説明してる図が描かれたコインでおもしろい。50P は日本の500円玉をちょっと小さくしたくらいの大きさで公式サイトで買うと2.99ポンドなんですけど、普通に出回ってて時々オリンピックのコインに当たります。
ドバイ。小澤学さん
「ほとんどないですね」
ドバイの中心に建つバージカリファは高さ828メートル、160階建。
上から見たところが砂漠に咲くヒメノカリスという花をモチーフにつくられています。中にはアルマーニホテル、アルマーニホテルレジデンス、オフィス、レストランがはいっています。このタワー関連のお土産はTシャツ、ガラス製の置物、ポスター、ポストカード、トレイなど、かなり寂しい感じです。正直この建物めちゃめちゃでかいので街のどこからでも見えるので、見えること自体にはそれほどの価値はないのかも。
あやかり商法、というにはかなり控えめですが、僕の好きな紅茶のパッケージにはタワーが印刷されています。