先月末にレイズとマイナー契約を結び、フロリダの練習試合で調整、おとといレイズ傘下の3Aダーラムに合流した松井秀喜選手が、ノースカロライナ州のホームグラウンドでDHとして試合に出場します。対戦するレッドソックス傘下3Aポータケットのピッチャーは、去年右ひじの手術を受け調整登板を続けている松坂大輔投手。2人の対戦はおととしの5月にメジャーで対戦して以来で、過去の成績は14打数3安打の2割1分4厘です。日本時間午前8時5分開始ですが、極地的な雨天で試合開始が遅れています。
4月のフィギュアスケートの世界国別対抗戦男子を制した高橋大輔選手がきのう松井一郎大阪府知事を表敬訪問し、存続が危ぶまれている高石市の府立臨海スポーツセンターへの支援を求めました。大阪維新の会を率いる橋下徹市長が知事時代に進めた財政改革で、2008年に売却を一時検討したものの、大阪府から一切支援しない条件で存続が決定。しかし2015年度までに施設を耐震化するよう求められていて、それにかかるおよそ3億円の工事費が捻出できない状況です。府立臨海スポーツセンターには高橋選手が大学時代に練習した思い出のスケートリンクがあります。
男子プロゴルフの「とおとうみ浜松オープン」はきのう、グランディ浜名湖で開幕し、アマチュアで広島県瀬戸内高校3年の小西健太選手が、7アンダーで首位と1打差の3位タイにつけました。アマチュア選手による、初日スコア65は記録が残る1985年以降トップタイの記録。快晴で風も弱い絶好のコンディションで、前週予選落ちした石川遼選手も、6アンダー8位タイで、今シーズン最高順位で初日を終えました。
日本アマチュアボクシング連盟の山根明会長はきのう、女子ミドル級の山崎静代選手、フライ級の箕輪綾子選手、ライト級の釘宮智子選手の3人の五輪出場が消滅したと発表しました。選考会となる女子世界選手権で敗退。そこでの出場枠を逃したものの、各階級でアジア大陸に「1」つの推薦枠がありました。しかしその大陸別推薦枠獲得に必要な申請を、連盟が行っていなかったことが発覚したものです。
朝日新聞の記事によると、日本オリンピック委員会が推薦枠については、去年9月の段階で今年の1月16日までに国際オリンピック委員会に申請する、という資料を各競技団体に配布したとのこと。山根会長はこの文書について「見たという報告を受けておらず申請しなかった」というものです。
また山崎静代選手については、「非常に大きなウエートを占めた。芸能人でありながら、純粋にボクシングに取り組んだ姿勢に感謝」と話し、理事会で協議し、27日に大阪市内で開かれる総会に山崎選手を招待し、特別表彰することを検討していると明らかにしました。
競技、特に予選を伴う大会の規則については、主催者側の発表をよく把握して、それに見合ったトレーニングなどの準備をするのも勝敗を分ける重要なポイントといえるのではないでしょうか。