2012/6/1 世界の公園事情

外に出ると気持ちの良いシーズン。都市生活者にとっては、公園はある種のオアシスといえるでしょう。さて海外での公園事情はどうなのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。

公園はたくさんありますか?

アメリカ、ロサンゼルス。大西良子さん
「都市計画上、公園の設置は必須なので多いです。住宅街の中にもポコンと家一軒分がParkette(ミニ公園)として存在します。」

日本と同じような遊具があるのでしょうか?

滑り台、ブランコなど、色が黄色や赤など色とりどりの遊具があります。
遊具の周りのフロアが、アタマを打っても大丈夫なように、クッションのある合成砂地みたいな工夫もされています。

日本では遊具の老朽化が指摘されていましたが、こちらは結構マメに点検や、古い道具の撤去などを地方自治体がやっています。

私の住むレドンドビーチでは、公園の土が砂のところもあります。
つまり公園全体が砂場ですね。ただその砂が小さい子が砂遊びできるほど衛生的かどうかというのは疑問で、それとは別に砂だけ確保してあるコーナーが設けられていることもあります。遊び方は、日本と同じです。

公園デビューなどというのもあるのですか?

私も日本同様「ママデビュー」したときは、公園に行って、おしゃべりできるママを探したりしていました。これはまったく日本と同じですが、日本ほどママたちが時間に正確ではないので、毎日会う人というのは、あまりいないし、割とその場かぎりって感じです。
次に会っても「この前はどうも」って感じにならないので、しがらみがありません。
次に会ったとき知らんぷりっていうのが、ナゾでした。悪気があるわけではなく、そういう習慣みたいですね。

公園はたくさんありますか?

シンガポール。赤井亜紀子さん
「安全に楽しめる公園が数多くあります。
国土の狭いシンガポールは多くがマンションに住んでおり、必ず公園が設けられています」

LAと違って蒸し暑く、国土が狭いシンガポールですが

小さな子供達は炎天下の中でも移動時間が少なく遊べる環境にあります。
ショッピングモールや動物園・科学館にも工夫を凝らした公園がついていて、水遊びができる遊具も併設されているのが南国らしいです。いつも着替え持参です。

子供のための公園以外ではどうでしょうか?

週末にファミリーで遊べるところでは、南東にあるイースト・コースト・パーク。

ここではレンタサイクル・ローラーブレードなどを楽しめます。シンガポールの道路は自転車用に舗装されていないので、このような広い公園で小さい子供から大人まで自転車に乗っています。
蘭で有名なボタニック・ガーデンには「チルドレンズ・ガーデン」があります。ちょっとしたパーティースペースもあり、いつもインターナショナルなファミリーで賑わっています。