テニスの全仏オープン第5日めはきのう、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦でアンディ・マリーがフィンランドのヤルコ・ニエミネンに逆転勝ちを決めました。アクシデントでリタイアかと思われるほどフラフラになりながらも精神力のみで持ち直しました。3連覇を狙うラファエル・ナダルは順当に3回戦に進出です。
アメリカ大リーグのロッキーズは、先日最年長勝利記録を更新したジェイミー・モイヤー投手に戦力外を通告したと発表しました。球団の公式サイトによると、10日以内にトレードか、解雇かを決めるようです。モイヤー投手は4月17日のパドレス戦で2シーズンぶりの勝利を挙げ、最年長勝利記録を80年ぶりに更新したものの、その後は成績が低迷。防御率が5.70と結果を残す事ができませんでした。
日本バスケットボール協会きのう、国際バスケットボール連盟とアメリカのプロリーグNBAが協力して、地域貢献活動と競技の世界的な発展を狙って行う「BWB(バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ)」を初めて日本で開催すると発表しました。アジア、オセアニア地域から選ばれた日本からの5人を含む18歳以下の選手50人が、6月13日〜16日に都内で行われるキャンプに参加。NBAで活躍したムトンボ元選手や、その他のコーチの指導を受けます。また東日本大震災で被害を受けた仙台を訪問し、子どもたちにバスケット教室を行う予定です。
元大リーガーの野茂英雄氏が理事長を務める社会人野球の「NOMOベースボールクラブ」が、来シーズンから本拠地を現在の大阪府の堺市から兵庫県の豊岡市に移転すると、きのう発表しました。
豊岡市役所で行われた会見では、野茂氏は「1年間、野球できる環境があるし、豊岡の人に熱意を感じた」と移転先を決めた理由を説明。今後の活動については「1人でも多くプロになれるように手助けしたいし、その様子を市民にも見守っていただきたい」とコメント。選手たちの働き口として、城崎温泉旅館協同組合に協力を依頼しており、現在10数軒が選手の受け入れを検討しているとのことです。中貝市長はこれ以外にも万全の受け入れ態勢を確約し、チームの応援団も結成すると地域活性化に期待を寄せています。早ければ今年秋ごろから豊岡市内の「こうのとりスタジアム」を中心に活動をスタートさせる予定です。