2012/6/29 世界の通信販売事情

すっかり生活に根付いた通信販売ですが、昔ながらのカタログ、インターネット、テレビでのショッピング番組など多様化しています。日本ではまだまだカタログ本の通販にも根強い人気があるようで、コンビニや本屋さんなどに置いてあったり、新聞チラシも盛んですが、そんな通販の事情、あの国ではどのようになっているのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。

通販は盛んですか?

ブラジル、サンパウロ。吉川真由美さん
「盛んです」

国土が広い、ということもあって通販が盛んなイメージがありますが。

かなりインターネット販売が利用されるようになってきています。私自身も、電気製品や本をインターネットで買う場合があります。野菜や果物をインターネットを通じて売っているスーパーがあり、選んだものをその日にデリバリしてくれますが、まだ自分でスーパーや八百屋さんに行って直接選んで買う人が多いと思います。この間、こちらのラジオでも、いろいろな人にインタビューして、スーパーなどの通販を利用しているかどうかを聞いていました。結構、時間がない時に利用する人が多いようです。

カタログ本についてはどうなのでしょうか?

昔は使ったけれど、今はだんぜんインターネット通販です。

通販は盛んですか?

アメリカ、ロサンゼルス。大西良子さん
「盛んです」

通販の元祖ともいうべきアメリカの最近の事情はいかがでしょうか?

カタログ販売から始まって、テレビ通販が全盛期の80年代、いまはネット通販が盛ん。その魅力はなんといっても「安い」こと。カリフォルニアは州の消費税が10%近いのですが、ほかの州からの購入だとその税金がかからない。また州によっては消費税がかからないところもあります。通販のほうが小売りに比べてお得感があり、また店頭にはないニッチな商品があります。私が気に入っているのはクイック&ブライトという洗剤でこれが汚れがなんでも落ちるすぐれもので体に無害。医薬品もメールオーダーのほうが安い事が多く、処方箋も常用薬だったら直接ベンダーから取り寄せるほうが、ドラッグストアで処方箋にもとづいて買うより、安く、まとめ買いも可能です。主婦対象のネットワーク商法も盛んで、小学校のママに誘われるままついていったら「キャンドルパーティー」「バスケットパーティー」だった、という経験があります。

カタログ本についてはどうなのでしょうか?

昔は使ったけれど、今はだんぜんインターネット通販です。