いよいよロンドンオリンピックまでカウントダウン体制に入りました。
国を挙げてのビッグ・イベントで、観光客もたくさんやってきます。
そんな中での大都市のトイレ事情というのは、どうなのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。
イギリス ロンドン。小林紀美さん。
「少ないです」
開会まで2週間後に迫ろうと、パブリックのトイレは増えてもいません。
なにしろTUBEと呼ばれるロンドンの地下鉄自体にトイレがある駅はほとんどありません。
駆け込める駅はピカデリーサーカスか、(ハリーポッターで有名な)キングスクロス駅ぐらいです。
もちろんデパートやカフェに行けばあります。
ロンドンの美術館や博物館はタダで入れる場合も多いので館内のトイレを借りるのもいいでしょう。
ただ、広いですし、探さないといけないリスクがあります。
ロンドンには有料のトイレが街中に設置されていることがあります。
カプセルと呼ばれていて1人がぎりぎり入れるコンパクトなものからスーツケースを一緒に入れても余裕があるものまでさまざまです。
有料といってもたったの20ペンス(25円程度)。コインオンリー。おつりが出ないので、小銭を持っていないと使えません。
そんな不便なロンドンのトイレ事情を解決するかのようにトイレマップというウェブサイトがあります。
ちなみに、2週間後に迫ったロンドンオリンピック!
なでしこJAPANが決勝に勝ち進めば、イングランドサッカーの聖地、ウェンブリースタジアムで行われますが、そのウェンブリースタジアムは世界のサッカースタジアムでトイレの数が一番多いのが自慢だそうです!
スタジアムのガイドさんが笑いながら言っていました。
ブラジル リオ・デジャネイロ。橋詰悦子さん。
「ほとんどありません」
駅にもあまりないので、女性は、商店やカフェでお願いして貸してもらい、お店側もそれが当たり前と思って貸す。男性はバールで用をすますようです。
ただし大きなイベントのときには仮設トイレが登場します。
リオのカーニバルの際は、開催されるのが小学校のそばということもあって、その小学校のトイレを使います。
しかし、ワールド・カップ、オリンピックを意識して公衆トイレの設置が検討されている、という話は聞いたことがありません。