2012/7/27

ロンドンにジャパンハウス開設です

JOC(日本オリンピック委員会)はきのう、選手村外の活動拠点としてロンドン市内中心部に設置した「ジャパンハウス」を公開しました。東京が立候補した2020年夏季五輪の招致活動では、重要な外交の舞台となる予定です。きのうは日本人学校の生徒らがサッカー男子のスペイン戦を応援し、勝利に大歓声をあげました。

日本人委員の空白が解消しました

IOC(国際オリンピック委員会)はきのう、当地で総会を開き役員改選を行いました。その場で新しい副会長を二人選び、理事に男子棒高跳びの世界記録保持者セルゲイ・ブブカ氏や、サマランチ前IOC会長の息子、サマランチ・ジュニア氏など7人を選びました。またのJOC竹田恒和会長を新たな委員として承認。半年あまり不在だった日本人委員が復活しました。

全米女子オープンの速報です

米国女子ツアー「エビアンマスターズ」が、フランスにあるエビアン・マスターズ・ゴルフ・クラブで開幕。宮里美香が首位と4打差の5アンダー4位タイ、上田桃子が3アンダーの8位タイとまずまずのスタートです。去年優勝しディフェンディングチャンピオンの宮里藍は、序盤スコアを伸ばしましたが、後半に失速。1アンダー24位タイで初日を終えました。9アンダーでホールアウトしたトップはアメリカのステイシー・ルイスです。

「開会式に出るか出ないか」それが問題です

いよいよ日本時間の明日午前5時、ロンドンオリンピックの開会式が行われます。

昨日もリハーサルが行われ、華やかな演出、聖火リレーを誰が担当するかなど、ニュースになっている開会式。選手にとっては悩みの種になってもなるようです。

というのも、長い間並んだままで、自分の国の入場行進の番を待ち続け、ようやくグラウンドを1周してからも、ピッチ内ですべての国の入場行進が終了まで待機。延々とセレモニーやスピーチが続き、聖火台に灯がともっても、満員のスタンドから選手村まで一斉に戻る渋滞ラッシュにまきこまれます。

もちろんお祭りに参加する事でテンションが上がるというメリットもありますが、そんな事情から大会前半に試合がある選手には、出るか出ないかは難しい選択。今回はレスリングの吉田沙保里選手が旗手を務めますが、彼女は後半に試合があるという事で実現したもの。晴れの舞台に立つのもまた大変なようです。