レスリング女子55キロ級決勝で、吉田沙保里選手がカナダのトーニャ・バービークに2-0で勝ち、金メダルを獲得しました。アテネ、北京に続く3連覇を達成。「人類最強」との異名を持つロシアの男子レスリング選手、アレクサンダー・カレリンと並ぶ五輪と世界選手権での12連覇を記録です。今後については「このまま勝てるなら、やってやろうじゃないの!という気にはなってます」とコメント。次は来月カナダの世界選手権で13連覇!?
女子バレーボール日本代表「火の鳥NIPPON」は北京五輪で優勝した、ブラジルに0-3でストレート負けを喫しました。第1セットの中盤までは接戦でしたが、その後は格上のブラジルによる高い位置からのスパイクやブロックに対抗できず、ミスも出て連続ポイントをたびたび許しました。このあとは銅メダルをかけて、日本時間明日土曜日の午後7時半に行われる3位決定戦で、アメリカに敗れた韓国と対戦します。
男子200mではウサイン・ボルトが19秒32で優勝。史上初の100mと200mの2種目での2連覇を達成しました。銀メダルはヨハン・ブレイクで、銅メダルはウォーレン・ウィア。ジャマイカ勢が表彰台を独占しました。直線に入った時点ですでに先頭に立っていたボルトは、最後は流し気味でゴールしたものの、五輪記録に100分の2秒差という好タイムでした。
男子サッカーと女子バレーの銅メダルを賭けた日韓戦以外にも、ニッポン選手の見どころ満載です。
今日金曜日はレスリング男子フリーで55キロ級の湯元進一(ゆもとしんいち)選手が出場。日本時間の午後9時から予選で、決勝は未明からとなります。60キロ級双子の兄・湯元健一(ゆもとけんいち)選手よりも先に五輪の切符を手に入れた弟がまず流れを作りたいところです。
明日土曜日は、レスリング男子60キロフリーで、その湯元健一選手が登場。試合は同じく日本時間の午後9時から予選で、決勝はこちらも未明から。また深夜3時20分からは陸上男子やり投げのディーン元気選手が、父の母国での決勝に出場します。投げるたびに記録を伸ばしており、本番の舞台での成長力は目を見張ります。自己ベスト更新ならば、メダルは射程圏内といっても過言ではないでしょう。
最終日は藤原新選手などが出場する男子マラソンですが、その前に男子レスリングフリーがあります。昨年の世界選手権で銀メダルの66キロ級米満達弘(よねみつたつひろ)選手、そして96キロ級の磯川孝生(いそかわたかお)選手の試合が並行して行われます。いずれも日本時間午後4時半から1回戦、そして夜半から決勝の予定です。
閉会式は日本時間月曜日未明から早朝に行われます。
ジョージ・マイケルがTwitterで参加するとつぶやいたり、公式アルバムに入っているMuseも、雑誌のインタビューで閉会式に関わっていると述べています。イギリスを代表する作曲家で指揮者のエドワード・エルガーから、アデルまで「イギリス音楽のシンフォニー」が響き渡るという以外、主催者はまだセレモニーの内容は明らかにはなっていません。寝不足生活はあと少しです。