お盆の帰省のため、先週末から都心は人が少なくなっています。
花火大会が終ったら「盆踊り」というのが夏の定番なんですが、世界でも、日系人社会ではこうした行事があるようです。
今日はその2カ国をコネクト。
ブラジル、リオデジャネイロ。高橋直子さん
「あります。この時期、つまり冬に行われます」
ブラジルのほかの街と同様、1年に1度日本祭りが行われます。
日本祭りでは、焼きそばや焼き鳥、てんぷらなどが販売され、太鼓や、剣道、柔道などの発表が行われます。年々参加者が増えており、たとえば剣道では、子どもたちが、竹刀で面をたたくのに列をつくったりするほど人気です。リオデジャネイロ在住の日本人や、日本人移民の子孫である日系ブラジル人も参加しますが、日本とはまったく関係のないブラジル人の参加も多いです。
盆踊りは、そんな日本祭りの「締め」として行われます。
移民を中心に日本から渡った文化として根付いています。やぐらをくみ、ちょうちんをわたし、和太鼓の演奏はないものの、雰囲気は盆踊りそのもの。炭坑節などが流れ、浴衣姿の日系協会の人を先頭に、踊り方を知らないブラジル人も参加します。ブラジル人がダンスが大好きな人種ですが、盆踊りのように振り付けが決まっている踊り方はめずらしいようで、見よう見まねで楽しんでいます。
マレーシア、クアラルンプール。石田鬼美香さん
「世界中の日本人会主催のものでも最大級のものがあります」
日本大使をはじめ毎年4万人ほどが集まります。
現地の国会議員、地元マレーシア人も毎年楽しみにしているイベント。 マレーシアの方も、日本人会が着付けをしてくれた浴衣を着て参加。東京音頭などを踊っています。お好み焼き、たこ焼き、綿菓子など屋台好きなマレーシアの人が好きな食べ物が出るのも人気の秘密のようです。