2012/8/17

ロンドンオリンピック、エコのメダルはいくつ？

環境に関する情報を発信しているサイト『TreeHugger』が、ロンドンオリンピックを環境保護の観点から評価しています。まずは交通機関。これは金メダル！電車、地下鉄、バスなどの公共交通機関が、スムーズに大勢の観客を輸送。オリンピック前と比べて乗り継ぎの状況も改善され、ストレスの少ない移動を実現しました。建物も金メダル。ヴェロドローム、アクアティックセンター、そして革新的な建物の数々は、今後も利用価値は大。二酸化炭素排出量は、銀メダル。目標の削減量にわずかに届きませんでした。
» What Medals Should the London 2012 Olympics Get for Sustainability?

アメリカで最もエコな大学

新学期はもう少し先ですが、アメリカで最もエコな大学が発表されました。
3位 スタンフォード大学
2位 ジョージア工科大学
1位 カリフォルニア大学デービス校
1位に輝いたカリフォルニア大学は、まず、備品に厳しい購買基準を設けて環境に優しい商品のみを購入。そしてゴミの7割をリサイクルすることに成功。さらに、学生のエコ意識を高めることで毎日2万人が自転車で通学するようになりました。

中学校に太陽光発電施設を設置

長野県須坂市の市立 相森中学校では夏休みを利用して、太陽光発電施設を設置する工事が進められています。これは、東京新聞が伝えている情報なんですが、この中学では、体育館の屋根に440枚の発電パネルを並べます。環境教育のため、小規模なパネルを設置する学校はこれまでもありましたが、相森中学は、発電したものをすべて、中部電力に売電するんだそう。しかも、災害時には、そのパネルから非常用電源に電気が送られる仕組み。9月末の稼働を目指して作業が進められています。