2012/8/31 山口県 下関市

本州の一番西に位置する山口県下関市。
関門海峡をはさんで対岸に見える九州を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。市場で地元の魚を食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は山口県下関市です!!

JRの下関駅からクルマでおよそ10分。主に下関港で水揚げされた近海物を扱う「唐戸市場」は朝早くから熱気に包まれています。早朝5時のオープンから、地元はもちろん、北九州や福岡からも飲食店などのプロが仕入れのためにやってきます。そして下関を訪れた観光客は、一般的な朝食の時間から市場が閉まるお昼すぎまでの時間に訪れます。しかし威勢のいい市場関係者の掛け声と呼び込みは、相手が誰であっても変わらずに、とっても賑やか。おしゃべりと笑い声で圧倒されるほどの熱気にあふれる場所。地元でしかなかなか食べられない、新鮮で旬の食材を探して歩き回るのが「唐戸市場」ならではの過ごし方です。

下関といえばやはりふぐの産地として有名です

東京では高級食材として知られる「ふぐ」。しかしここ「唐戸市場」のお店や食堂では、朝からびっくりするほど、安くいただくことができます。もちろんふぐの旬は冬で、夏場は脂があまり乗ってない、とも言われますが、やはり新鮮な天然ものは格別です。とらふぐの握り寿司は、甘みと歯ごたえが抜群。そしてふぐの唐揚げはジューシーな味わいでこれまたごはんがすすみます。ハモの骨からじっくりとダシをとった、あっさりとしたハモの身のお吸い物と一緒にどうぞ。

「唐戸市場」では平日に市場として使っている1階部分を金曜日、土曜日、日曜日には、時間によって屋台形式にして一般開放しています。市場内の食堂でいただく食事とは一味違うスタイルで、食べ歩くことができるので、観光客で賑わいます。