第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会は現地時間の29日に「発祥国」であるロンドンのオリンピック・スタジアムで開会式が行われました。今回164の国と地域からおよそ4,300人の選手が参加し、史上最大の規模です。9月9日まで20競技を行う熱戦が幕を開けました。2日めの30日には競技が始まり、視覚障害の柔道男子60キロ級の平井孝明選手と、同じく66キロ級の広瀬誠選手は3位決定戦へ進出したものの、共に敗れメダルを逃しました。
テニスの全米オープン第4日はきのう、ニューヨークで行われ、男子シングルス2回戦で第17シードの錦織圭選手は世界ランキング179位のアメリカのティム・スマイチェクを6-2、6-2、6-4のストレートで下し、2年ぶりに3回戦に進出しました。
きのう開幕し、セントラル地区の富士通とIBMが対戦、24-20で富士通がIBMに逆転勝ちしました。何といっても今回の注目はアメリカの名門UCLAで活躍し、今季からIBMに加入したQBのクラフト選手。試合開始から17回連続でパスを決め、タッチダウン2本を奪う活躍。合計で49回パスを成功させ439ヤードを獲得するなど、本場で培った実力を発揮しましたが、最後はチームのミスで勝利を飾ることはできませんでした。
ボクシングの元ヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソン。ニュージーランドで11月に予定されている「チャンピオンの日」の講演会で入国するビザがなかなか取得できません。これは1992年に起した事件により6年間の懲役を言い渡され、3年間服役したことが原因です。ニュージーランドの法律では懲役5年以上の実刑判決を受けたことのある人間は、いかなる場合もビザを取得できない、としており、今回の件はそれにあてはまるようです。
ニュージーランドのレポーターによれば、プロモーターは「タイソンの顔のタトゥーはニュージーランド原住民のもので、最高の親善大使。政府筋からの根回しもお願いして、粘り強く待ちたい」と話しているとか。そしてタイソン自身はラスベガスでビデオメッセージを収録し、「申し訳ないけどへりくだってお願いするようなものじゃない」とコメント。46才になるタイソンは「地球上で最悪の男だったけど、そんな時代はもうとっくに終った」と、自身の過去については話しています。