ロンドン・パラリンピック9日めはきのう、五輪スタジアムなどで行われ、競泳決勝では、男子100m平泳ぎでは、田中康大選手が1分6秒69の世界新をマークし金メダルを獲得。100mバタフライで木村敬一選手が銅メダルです。車いすテニスの男子シングルスで、連覇を目指す国枝慎吾選手が決勝へ進出。また視覚障害者の球技ゴールボール女子日本代表もスウェーデンを下して決勝進出を果たし、銀メダル以上が確定しました。
レース中の事故で両足を切断した、自動車の元F1レーサー、イタリアのアレッサンドロ・ザナルディ選手がきのう、ロンドン南東のサーキット「ブランズハッチ」で行われた自転車の男子ハンドサイクルロードタイムトライアルに出場。2位に27秒18の大差をつけて金メダルを獲得しました。「21年前ブランズハッチでポールポジションを取ったけど、本番のレースではまだ優勝をしてなかった。金メダルは本当にうれしい!」とコメント。
ソウルで行われている野球の18U世界選手権は、きのう2次ラウンドの第2戦が行われ、日本は韓国を4-2で下して2勝2敗。今日の第3戦で台湾がコロンビアに勝ち、日本がアメリカに勝てば決勝進出が決まります。例年夏の高校野球と日程が重なり、日本チームとしてはこの大会に出場ができませんでしたが、今年の18Uの日程は夏の甲子園の終了後。2戦連続で先発した春夏連覇の大阪桐蔭の藤浪投手が完投しました。
今シーズンの注目はリーグ屈指のクォーターバック、4度MVPを受賞したペイトン・マニング選手の電撃移籍。首の故障で昨シーズンは全く出場せず14年間プレイしたインディアナポリス・コルツから、デンバー・ブロンコスに移籍。あまりにも衝撃的な発表だったため、アメリカでは「NFL史上最大のFA移籍」と報じられ、地元の期待は大きなものがあります。
しかしデンバーの小学3年生が、マニング選手のジャージを着て登校したところ、規則違反でジャージを着たまま出席をしないよう言い渡されました。NFLのサイトによりますと、この少年は地元のKDVR-TVのインタビューで、「18番はギャングの数字だから、着ちゃいけないと言われたんだ」と話しました。実際に13、14、18、31、41、81の6つの数字は、ギャングを連想するので学校では着用できないルールがあるようで、マニング選手は移籍先で、とんだとばっちりにあってしまったようです。