2012/10/19 マレーシア ジョホール・バル

マレーシアで一番南にある大都市、ジョホール・バル。
海の向こうのシンガポールを望んで、彼女は大きく背伸び。

そして心に決めました。テイクアウトの朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はマレーシアのジョホール・バルです!

マレーシアの首都はクアラルンプールですが、それに次ぐ人口の都市ジョホール・バル。
シンガポールとは、コーズウェイという1,000mあまりの橋でつながっています。その橋には鉄道、道路、そして、水のパイプラインが通っていて、週末には渋滞が起こるほど頻繁な行き来があります。
首都クアラルンプールよりも近いシンガポールは、経済成長が著しいものの土地が狭いため、近年ここジョホール・バルに資本が流れ込んできてインフラの整備と、建築ラッシュで活気があふれています。

マレーシアの国民的な朝食は「ナシレマ」です

「ナシレマ(Nasi Lemak)」とはココナッツミルクで炊いたご飯のこと。一緒に食べる具には一般的に、煮干しより少し小さいカタクチイワシや、ピーナッツを塩辛く揚げたもの、そして薄く切ったキュウリ。
それらに必ずサンバルという唐辛子の調味料を混ぜて食します。
街中の「ナシレマ」を売っている屋台では、緑色のバナナの皮でおにぎりのように、三角形に包んでテイクアウト用を売っているのを見かけます。
ごはんは、日本のような粘り気がある種類ではなくタイ米のような細長いパラパラしたものなので、バナナの皮を広げて、お皿のようにしてから、その上でこぼさないように食します。
ココナッツミルクのちょっと甘い香りのごはんとかなり塩味が利いた具、そして激辛のサンバル。
好みの味になるように混ぜながらどうぞ。

ベーシックなご飯以外にも、鶏肉の煮込みや揚げたもの、煮込んだ野菜、味つけ卵などのおかずもあって、別にオーダーして添えてもらったりもするようです。