2012/11/16

バドミントン中国オープン、日本人選手が続々とベスト8入り

バドミントンのスーパーシリーズ、中国オープンがきのう、上海で各種目の2回戦を行い、準々決勝へ進みました。男子シングルスの田児賢一選手と上田拓馬選手、女子シングルスは三谷美菜津選手、ダブルス男子の遠藤大由、早川賢一組、ダブルス女子の末綱聡子、前田美順組、高橋礼華、松友美佐紀組がそれぞれベスト8です。高橋、松友組が次に対戦するのは、ロンドンオリンピックで無気力試合で失格になった中国ペアです。

明日からスピードスケートのワールドカップがオランダで開幕

スピードスケートのワールドカップは明日オランダのヘーレンフェインで開幕です。きのうは会場の室内リンクで公式練習があり、女子500mに出場するエースの小平奈緒選手や、女子3,000メートルを滑る穂積雅子選手が最終調整をしました。およそ1時間氷の感触を確かめた小平選手。ソチに向け、体力強化による進化の成果をどれくらい発揮できるかがポイントです。

アルペンスキーの女王、ボン選手が入院していました

アルペンスキーのワールドカップ女子で4度総合優勝したリンゼイ・ボン選手がきのう、入院していた米コロラド州の病院から退院しました。現在自宅療養中で病状は回復に向かっているものの、競技復帰のメドはまだ立っていません。入院理由の詳細も明らかにされておらず、関係者によると「全身に激痛があり、骨も損傷している」との事です。

新しい国立競技場のデザインが決まりました

日本スポーツ振興センターはきのう、東京都が招致を目指す2020年夏季五輪のメイン会場に予定している国立競技場の建て替えのデザインを発表しました。46点の公募作品のうち、イラク出身でロンドン在住の女性建築家ザハ・ハディド氏の作品を選びました。04年に、「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞を女性で初めて受賞し、ロンドン五輪では水泳競技施設「アクアティクス・センター」を設計したという実績の持ち主です。

2本のアーチで建物を支える構造は、まるで自転車競技選手のヘルメットのような流線形で、8万人収容の開閉式屋根を備えた構造です。審査員の満場一致で決まったというそのデザインは、日本の高度な建築技術でしか実現しない、と審査委員長の安藤忠雄氏はコメント。総工費は1300億円とされて、19年のラグビー・ワールドカップ開催に間に合わせるという予定です。現在の競技場は14年7月から1年3カ月かけて解体するとのことです。