13カ国15のチームの男女混合で争う国際千葉駅伝の記者会見がきのう、千葉県で行われ、ロンドン五輪女子1万m9位と健闘、日本のアンカーで6区を走る新谷仁美選手は「どの大会でもベストを目指すのが私の信条」とコメントしました。強豪のケニアはロンドン五輪男子5,000m銅メダルのトーマス・ロンゴシワを1区に、女子マラソン2位のプリスカ・ジェプトゥーを4区に配置すると発表しました。
4年後のリオデジャネイロ五輪にロンドンの経験を伝える「五輪引き継ぎ会議」が、リオデジャネイロで現地時間のきのう終了。記者会見したリオ五輪組織委員会のヌズマン会長は「他都市のまねはしない」と演出などで独自色を打ち出し、南米初となる開催への意気込みを強く語りました。会議には2020年五輪招致を目指す東京、マドリード、イスタンブールの関係者も出席し、開催に向け課題を確認しました。
カーリングのパシフィック・アジア選手権第5日めは、きのうニュージーランドで1次リーグを行い、女子日本代表はニュージーランドを7-5で下し、また韓国にも6-3で快勝、明日の準決勝進出を決めました。現在の対戦成績は6勝3敗です。ソチ五輪出場のためには、この大会で2位以内に入る必要があります。
日本ハンドボール協会はオリンピックや世界選手権でジャッジできる資格がある、国際ハンドボール連盟の国際レフェリーに、太田智子さんと島尻真理子さんの2人が認定されたと発表しました。女性の国際審判認定は日本では初めてで、アジアでも中国ペアに次いで2組目となりました。
現在岡山県立高松農業高校の保健体育教諭の太田さんと、日本女子体育大職員でコーチ業のかたわら日本リーグなど国内大会の審判員を務めている島尻さんは、アジアハンドボール連盟が主管する大会でジャッジができる「大陸レフェリー」に去年合格し、経験を積みました。今月福岡市で開かれた国際ハンドボール連盟のグローバルレフェリー・トレーニングプログラムに参加。中国など8カ国8組のペアの中で唯一、合格したものです。
ハンドボールといえば、北京オリンピックアジア予選で「中東の笛」という「事件」があり、試合のやり直しなどのトラブルがありましたが、アジア地域の審判レベルが向上し、競技自体が多くの人々に注目されることで、さらにフェアな試合が展開されることが望まれます。