ソチ五輪出場決定1番乗りに向け、日本アイスホッケー女子好発進
アイスホッケー女子のソチ冬季五輪最終予選はきのう、スロバキアのポプラトで開幕し、長野五輪以来となる4大会ぶりの出場を目指すランキング11位の日本代表は10位のノルウェーと対戦。0-3の劣勢から第3ピリオドの残り3分で、坂上智子選手がミドルシュートで決勝ゴールを決めて4-3で逆転勝ち、勝ち点3をあげました。これから日本代表は、今日ランキング7位のスロバキア、10日に19位のデンマークと対戦。4チームのトップだけが出場権を獲得するので負けられない試合が続きます。
ソチへのカウントダウンがロシア8都市ではじまりました
ソチ冬季五輪開幕まであと1年となったきのう、首都モスクワなどで、残り時間を表示するカウントダウン時計が披露されました。モスクワではクレムリン脇の広場に設置され、ソビャニン市長が「ソチを支える」と挨拶。また公式サイト上でロシア国内向けの入場券販売がスタート。競技により値段は異なり、安いものは500ルーブル(およそ1,600円)から。男子のホッケーや、フィギュア・スケートの値段は高く、最高額は開会式の5万ルーブル(およそ15万6,000円)とか。
フィギュア四大陸選手権で浅田真央選手の決意表明
大阪市中央体育館で開幕するフィギュア四大陸選手権。きのうは日本女子が記者会見し、浅田真央選手はあすのショートプログラムと日曜日のフリーで今シーズンは封印していた3回転半ジャンプのトリプルアクセルに挑むことを明言。すでに公式練習で成功させ自信に満ちた表情でした。来月の世界選手権でキム・ヨナ選手と対戦する事になりそうなだけに、ここではさらなる演技のレベルアップを目指します。
JOCが15種目の競技団体の強化責任者に聞き取り調査
JOC(日本オリンピック委員会)はきのう、柔道女子日本代表の暴力問題を受け、柔道以外の競技での暴力やパワーハラスメントなどの実態把握のため、15種目の競技団体の強化責任者に聞き取り調査を行いました。その結果「ノーコメント」とした、ボートと自転車以外の13団体が「暴力はない」と答えました。
昨日行われたのは1団体あたり15分のヒアリング。体操協会や陸上連盟など、ヒアリングに向けて事前に選手に対して独自調査をした団体もあるものの、十分な調査をすることなく強化責任者との面談のみの団体もあるようです。そこで、今後はコーチなどを呼んだ聞き取り調査や、代表選手へのアンケートなど、いろんなレベルでの調査も行う予定です。
また全日本柔道連盟の上村春樹会長は、今回の経緯をIJF(国際柔道連盟)の関係者に説明するため、グランドスラム・パリ大会が行われるフランスを訪れています。
2020年のオリンピックの開催地として立候補している東京に、来月IOCの評価委員が現地調査のため来日する予定になっていますが、拙速な対応では招致活動に影響が出ることも考えられます。